皐月の風景(「柘榴の花」) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

       「花柘榴 雨きらきらと 地を濡らさず」
 

                         <大野 林火>
 

       「見上げては 人みな通る 花柘榴」
 

                        <佐藤 ともえ>
     台風1号が発生したとか・・・。
 

     ▼まだ梅雨に入ってない時期、梅雨入り前のグズついた天気

 

     が続くことを「走り梅雨」とか「梅雨の走り」という。
 

     今年の四国地方の梅雨入りは6月5日ころだと云われている

 

     が、時期的にはまだ一足早い。
 

     青空を見上げ、独り言ちながらウォーキングに野に出た。
 

     ▼予期した通り。
 

     とある公園の一角に咲いていた。
 

     鮮紅色の燃えるような小花の「柘榴(ざくろ)」の花。
 

     よく見ると、萼と花弁は6枚、雄蕊(おしべ)は多数ある。
 

     通りがかりの人も足を止めた。
 

     ▼しばし花談義。
 

     ときは新緑の候。
 

     四囲の樹枝が緑鮮やかな中で、鮮紅色の対照的な色合いに、
 

     中国の詩人王安石が「万緑叢中紅一点」と詠んだ詩を思い出

 

     す。
 

     今日の歩行数歩 5,238 。キロ数にして約 3.4 。