皐月の風景(「麦秋」partⅠ) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

        

 

 

       

 

       

 

 

 

       いちめんのなのはな いちめんのなのはな
 

       いちめんのなのはな いちめんのなのはな
 

       いちめんのなのはな いちめんのなのはな
 

       いちめんのなのはな かすかなるむぎぶえ
 

       いちめんのなのはな
 

     ▼そこは愛媛県松山市の隣の街東温市の見奈良という地。
 

     そこにはレスパスシティという複合商業施設があり、天然温

 

     泉利楽や坊ちゃん劇場が並び立つ。
 

     周囲には「麦畑」が広がる。
 

     一角に菜の花畑があり、人々の目を楽しませてきた。
 

     ▼東温市は、はだか麦の生産量が全国トップクラスだとされ

 

     ているが、菜の花が見ごろのころはまだ穂が出かかったばか

 

     りだった。
 

     山村暮鳥の詩に出てくる「かすかなるむぎぶえ」を耳にした

 

     ことを思い出す。
 

     ▼その麦が、ゴールデンウィークが過ぎる頃になると鮮烈な

 

     色合いに姿を変える。
 

     麦の穂が実り収穫期を迎えた初夏の季節を「麦秋」という。
 

     たわわに実った黄金色の穂が薫風に揺れる様は、日本の原風

 

     景と云えるだろう。
 

     (続明日)
 

     今日の歩行数 4,506 歩。キロ数にして約 2.7 。