卯月の風景(「山菜」) | かわせみ~四渓連~

かわせみ~四渓連~

四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

     幼いころからよく耳にした故事ことわざに「花より団子」が

 

     ある。
 

     風流よりも実益、形式や外観よりも実質を重んじることのた

 

     とえだが、確かに、花より団子を喜ぶ人が多い。
 

     自分もその一人。
 

     ▼もっとも、団子でなくても野に出て今が旬の「山菜」を見

 

     かければ「花」などそっちのけ。
 

     先日のこと。
 

     早朝、ピンポンと玄関のベルが鳴った。
 

     ドアを開ければ、ポストマンがにこやかに立つ。
 

     ▼両手には「ゆうパック」。
 

     礼を言い、受け取り差出人を見れば故郷の四国中央市に住む

 

     弟だった。
 

     予期した通り。
 

     さっそく開いて見れば「山菜」が目白押し。
 

     ▼今は亡き父が残した山地で栽培し、採取したもの。
 

     「楤(たら)の芽」「漉油(こしあぶら)」「屈(こごみ)

 

     」に加え、滅多に目にすることのない「編笠茸(あみがさだ

 

     け)」がそろい踏み。
 

     いずれも、高級料亭でも味わえない逸品ぞろいだった。
 

     今日の歩行数 2,603 歩。キロ数にして約 1.5 。