「まさをなる 空より枝垂 桜かな」
<富安 風生>
「枝垂桜 地に触るる枝は 舞ふごとし」
<古賀 まり子>
桜花爛漫の好季節。
▼その昔、松山城主加藤嘉明が住民を被害から守るため家臣、
足立重信に命じて流路を南西に変えさせたという「石手川」。
今では「石手川緑地公園」として整備され、市民の憩いの広
場となっている。
▼周囲には陽光桜・染井吉野・枝垂れ桜などおよそ900本
が植えられ、愛媛県内5位の「お花見スポット」として人気
が高い。
先日のこと。
岸辺に並び立つ「枝垂桜」の下に立つ。
▼おりから見ごろのころ。
淡紅色の一重の花が天蓋の形となって枝垂れる様はこの上な
く優美で美しい。
周囲には、カメラを構える人が屯する。
キャンバスに絵筆を走らせるご婦人もいた。
今日の歩行数 6,586 歩。キロ数にして約 4.2 。