東に面する二階の窓を開けた。
空は真っ青に晴れ雲一つない。
数㎞くらい先に、その昔砦があったという標高273mの「
淡路ヶ峠(あわじヶとうげ)」が立ちはだかる。
久しぶりに、その峠を目指す。
▼山頂には小さな東屋と展望台があり、松山平野や瀬戸内海ま
で見渡せる風光明媚の地として知られる。
市民の憩いの場の一つ。
暑気ようやく収まり、ウォーキングにはもってこいの気象条
件だ。
▼ルートは四つばかりあるが、四国霊場第50番札所繁多寺の
裏から登るルートを選ぶ。
杣道をしばらく歩けばやがて険しい尾根道に差し掛かる。
立ち止まれば、小藪の中に朱色に色づいた葉とポツンと1個
の実をつけた「柿の木」が目に入る。
▼さらに高度を上げれば、やがて「東屋」に辿り着く。
展望台からは「松山城や瀬戸の海」・標高985.9mの「
高縄山系」などが望まれる。
辺りには、「ソヨゴ」や「サルトリイバラ」の赤い実が陽射
しに輝いていた。
今日の歩行数 3,610 歩。キロ数にして約 2.5。