葉月の風景(霊峰「石鎚山」partⅤ) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

     (前々日に続く)
 

     霊峰石鎚山に登るコースの一つ、土小屋からカメラ片手に歩
 

     くこと1時間30分ばかり。
 

     次第に、空に一番近い山頂が間近となる。
 

     登山道はこれまでの尾根道などとは異なり、石鎚山北壁を横
 

     切るトラバース道に変る。
 

     ▼北壁は、氷雪や風雨によって浸食され険しい壁の溝が出来歩
 

     行を妨げる。
 

     ために、「木組みの桟道」が設えられ安全確保の心配りがさ
 

     れている。
 

     危険ではあるが、嬉しいこともある。
 

     ▼そこには、自然観察にうってつけのお花畑が広がる。
 

     「シシウド」・「ナンゴククガイソウ」・「ミソガワソウ」
 

     ・「シコクフウロ」などが咲くかと思えば、それらの花を追
 

     って「アサギマダラ」や「アゲハチョウ」が舞を舞う。
 

     しばし、足を止めて眺めいる。
 

     ▼我に返り、歩き始めた。
 

     何度か沢を横切る。
 

     頭上ににょきりと「矢筈岩(やはずいわ)」が顔をのぞかせた。
 

     チラリと仰ぎ見、足を速めた。
 

     やがて、表参道との合流点である二の鎖小屋にたどり着く。
 

     (続明日)
 

     今日の歩行数 4,742 歩。キロ数にして約 3.2。