(前日に続く)
しばらくなだらかな尾根道を歩く。
早くも足下に愛らしい「リンドウ」が二輪。
尾根道が浦山に変わり、樹間を通して眼下の彼方に町並みが
見えた。
西条市と今治市だろう。
▼さらに進めば、頭上に赤い実が陽射しに輝く。
「ガマズミ」の実だった。
彼方を見上げれば、濃い緑に包まれた「石鎚山」も次第に姿
を大きくし始めた。
行き交う人の中には、華麗な衣装をまとったご婦人もいる。
▼いわゆる「山ガール」。
そういえば、かつては霊峰石鎚山は7月1日から10日まで
のお山開きの間は女人禁制だった。
現在は、7月1日だけとなる。
やがて、三つ目のベンチがある東陵基部の広場に着く。
▼そこからはトラバース道に変る。
一隅に、南尖峰へ突き上げる東陵ルートが延びている。
一休みしてそのルートにチャレンジする人、通常のトラバー
ス道を選ぶ人が屯する。
さて、いよいよトラバース道に足を入れる。
(続明後日)
今日の歩行数 8,556 歩。距離にして約 5.7。