♬ かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜ ぴいぷう ふいている~ ♬
二十四節気の一「大寒」も間近い。
▼葉書などによるあいさつ文の冒頭に、「極寒の候」などと記
す時期でもある。
いつものように、寒気をおして野に出た。
行く先は、柿の果樹園が横たわる山麓であったり、溜池の畔
であったり。
▼一帯には枯れ落葉がうず高く積まれあるいは、刈り取られた
枯れすすきが横たわる。
行く先々にいつもと違う風景に出会った。
一条の煙が立ち上るかと思えば、めらめらと赤い炎が天を焦
がす。
▼近づくと、そばに立つ人が警戒するまなざしを向けた。
挨拶をして、炎に手をかざせば途端に和やかな目つきに代
わる。
互いの幼かったころの焚火を巡る話題に、在りし日を偲び、
童心に返るひとときだった。
今日の歩行数 8,613 歩。キロ数にし約 5.8 。