WORLD PEACE ART 

EXHIBITION 2024

 第32回 国際平和美術展



会 期:6月8日(土)〜6月12日(水)

    10:00〜18:00 (初日は12:00から)

会 場:JMSアステールプラザ 市民ギャラリー

    (広島県広島市中区加古町4-17)

入場料:無料





我々に青い空を

花には太陽の光を


大地を覆う草の根が

深く深く広がり


そよぐ風のように

過ごせる日々を





タイトル:許し

サ イ ズ:F10号 (530×455mm)

材  料:エポキシ系樹脂粘土wGlue



******************


タイトルにあります

出展への想い


いつもアート作品の出展は緊張もしますし

特別なのですが


今回は特に特別でした


と言いますのも

『国際平和美術展』という事で

世界唯一の被爆国日本の

広島から

キリスト教の世界三大聖地の一つである

スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」へと展示されます


『芸術からの平和希求』をテーマにです



世界では

未だに止まない争いがあり

その憂いを

芸術で訴え、癒し、安定へと誘う



私はそもそも戦争も経験した事がありません



私には重すぎて

お断りしようか

しばらく悩ませていただきました



イメージが降りてこない....


と言うか

「平和の希求」から降りてきたイメージは

もっと

苦しかったので


悩みました


そのイメージは

実は今も離れないので

いつか作品におこすかもしれません



ただ

こんな私でも

今から20年くらい前

戦争という歴史に触れた事はありました


叔父が戦争を経験していて

同窓会をする時に

亡くなった友を

展示しました


その写真は

今から特攻に行くところで

片道分の燃料しか入っていない

飛行機に乗って

力強く手を振っている姿でした



彼の発つまでの日記も

本になりました


若干20歳前後の青年が

こんな考え、想いをするのかと

素晴らしい人格が沁みました


叔父は

私が最も尊敬する人の一人であり

彼もまた

立派な生き方をしました


その伯父が

もちろん彼の方が優秀だと

そう言い切っていた人が


時代に巻き込まれてしまった


私に戦争と言う時代が

刺さった瞬間でした


それ以来

こちらを向いて手を振る

彼の姿が焼き付いています


一度も会った事もないのに

不思議な事ですが

時空を超えても想いは伝わります


反対に言えば

今、生で会える方が

レアかもしれませんね


今生かされている命

私も大切に生きないと


そして出来る事を

伝え、送っていかないと

と思ます



今回の作品にしたのは

マリア様に見えてしまうのも失礼だし

悩みました


ただ

大切な人を失う悲しみに

そっと肩にベールを掛けました


その悲しみは時空を超えた

宇宙のイメージで姿を現しました

冷静な服を纏って



ベールは大切に大切に

約3mmのクリスタルガラスを

一粒一粒敷き詰めました


作品自体が大きいので

もう少し大きなクリスタルガラスの方が

見応えがあるなと

途中で思いもしましたが

作り進めていくと


優しいベールが出来ました



不思議なことに
作っていくうちに
どんどんイメージが進化していきました


花はベールの柄にしようと考えていましたが


立体に作りました



花は

もちろん草花も表していますが


野原を駆け回る子供達や

女性も表しています



青空の下

何も気にする事なく

太陽の光を浴びながら

駆け回れる


世界中の人が


心地いい

そよ風のように


自由に生きれたらいいな



そんな想いが

ぎゅっと

凝縮した作品に


完成したら

なっていました





是非

実際に観て頂きたいです







    

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