こんにちは。![]()
12月も早いもので、今年も残すところ半月となりました。
2021年もあっという間に年末を迎えています。![]()
皆さんにとって、2021年はどのような1年でしたでしょうか?![]()
世界では、様々な出来事が起きていますね。
私たちの住む日本もまた、見える部分・見えない部分で激動の1年だったように感じます。
これまでの時代よりも、時間の流れが速いようにも感じますが、いかがでしょうか?
さて、本日は、表題の通り、『友に四品(ほん)あり』というテーマでお贈りしたいと思います。
これは、「孛(はい)教」というお経の中にある教えとなります。
ここでは、「友」という表現となっていますが、「友」でも良し、「相方」でも良し、「同僚」でも良し、「自分自身」でも良し、その時々の場面に合わせて想像してみて下さい。
さて、「四品(しほん)」の、「品」は、「種類」というように読み替えるとわかりやすいかと思います。
ですので、
「友」→「人」、「四品」→「4種類」
といった感じで読み替えると良いと思います。
◆華のごとき友
順風満帆の時には、大勢の人がすり寄ってきます。
けれど、不運な時、本当にその人が助けを必要としているときには、去っていく人がほとんどです。
ある意味、「利害関係」だけの友(関係・人)を言います。
◆秤(はかり)のごとき友
財産や身分などの軽重を常に秤にかけて、あっちについたりこっちについたりする人です。
こんな友(関係・人)も、すぐに掌を返すように変わるものです。
◆山のごとき友
何も話さないでも、その人のそばにいるだけで、心のやさしさや温かさが伝わってくるような人です。
言葉少なくても、ただいるだけで安心するような人です。
◆地のごとき友
こうしてやればどのくらいの見返りが期待できるかとか、あの人にはこれぐらいで十分だとか計算ずくでなく、一方的に惜しみなく与えてくれる人です。
打算では動かない人、与えてくれる人です。
あなたには、この四品の友が近くにおりますでしょうか?
あるいは、「自分自身の中」にこの四品が存在することに気づいた方もいるかも知れません。
仕事柄、多くの方と接する機会を頂いておりますので、本当に様々な方の様々な人間性を学ぶことが多いです。
華のごとき友が、華をなくした後に真っ先に去っていく人を見たこともあります。
秤のごとき、人を財力や身分でのみ判断する人とも出会ったこともあります。
学力至上主義の方や、拝金主義の方…様々です。
人を見下すような姿勢も目立ちますね。
一方、山のごとき友にも、地のごとき友にも出会い、多くを学ぶ機会を得ています。
結論から申しますと、「どこに自分の意識を置くか」ということで、周囲の人間関係は大きく変化していきます。
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もし、自分自身が秤のごとき人であったとしたら、周囲もまた同様の性質の人が集まり、同様の課題で苦しんでいる。
華のごとき友もまた、華を謳歌すると共に、ある時は、華を失った時の恐怖といつも隣りあわせだったりします。
とかく、「華」を持った時に、その人の本質が表に現れてくるのだと思います。
「華」を持つ人の中にも、「秤のごとき友」も「山のごとき友」も、「地のごとき友」もいて、その掛け算(?)のようなもので結果が変化していくように感じるのです。
もう少し、わかりやすく表現しますと・・・(笑)
「華のごとき友」×「秤のごとき友」=不運な時には、人が去っていく人生
「華のごとき友」×「山のごとき友」=華もあって山のごとくどっしりとしている人には、良質な人間関係が生まれますね。
「華のごとき友」×「地のごとき友」=華もあって、与える人の周囲には、いつも笑顔が溢れていますよね。
人生は、「掛け算」なのかも知れません。
ただ、一品(1つの性質・種類・性格)だけではなく、二品・三品・四品と掛け算をしていくことで、人格は形成されていくのかも知れませんね。
あるいは、誰もが、華も秤も山も地も元々は持っているのかも知れません。
いずれにしても、我利我利の人ではなくて、自離利他の精神で人と接していけること(与えるひと)が、結局は巡り巡って与えられることにもなるのでしょう。
ちょっと深~いお話でした(笑)