「時事問題の本質を見抜く」 | fp.takunの”Improve your quality of life Blog”

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様々な出来事に対して、fp.takun流の視点・論点で綴る徒然なるブログです。
読んで下さった方の「心に灯りを灯す」ブログを心掛けています。
将来、このブログが本になることを目標にしています。

こんにちは😃


気まぐれかつ不定期のブログですが、それにしても、ずいぶんと前回配信から時間を頂いてしまいました(汗)・・・。ウインク
(前回は、2月22日配信でしたね・・・)


もう少し頻繁に情報発信をしたいとは思っておりますが、いつものことながら、こういった感じでの配信となっております(笑)爆笑
引き続き、懲りずにお付き合いくださいませ。おねがい


さて、本日は、表題の通り、「時事問題の本質を見抜く」というテーマでお話をしたいと思います。照れ

昨今、あらゆるニュースや情報が飛び交っている中で、本当に正しい情報の真実にたどり着くのが、とても難しくなってきているように感じます。

残念ながら、情報発信する側には、様々な都合があって、正確な情報を発信できない事情もあるようなのです。

多くの場合は、スポンサーの問題・・・所謂、ステークホルダーの都合によるところも大きいようです。

そうした現実の中で、正しく情報を掴み、正しく理解をし、行動をすることが、とても大切になってきていると感じます。

以前、読んだ本で、『考え方〜本質を見抜く』中西輝政著(サンマーク出版)の「考え方」について、とても感銘を受けた記憶があります。

久々に、その書を引っ張り出してみて、改めて読み直してみました。


かなり、内容の濃い書になりますが、今回の『テーマに沿った「考え方」』をいくつか抜粋をしてご紹介したいと思います。


◆「答え」より「考え方」の重要性を知る
~答えだけを早く知ろうとすると、決して考える力は身につかない。

⇒例えば、新聞やネットニュースの見出しだけを読んで、その本質を掴んだような錯覚に陥っていることはありませんか?
 「テレビで言っていたから」「新聞に載っていたから」・・・本当にそれだけの情報で「すべて」を理解したことにはなりません。
 その事実を知ってから、「自分の頭で考えて、結論を出す」という作業は、とても大事なのだと思います。
 メディアから報じられる情報の多くは、事実の一部であったり、キリトリされた情報であったり、中には恣意的に事実を歪曲した情報すら多く見受けられます。

◆最初に得た「直観」を思い返す
~「直観」とは、思考過程を経ないで出た、物事の本質であることが多い。

⇒「直観」や「違和感」は、生きるものの最大の生存本能かも知れません。
論理的な推論では見えてこない問題の本質、忘れがちな問題の原点などを思い返す時、直観や違和感は大いに意味のある能力であると感じます。

◆どんな情報も「歴史」に還元する
~1つの時代しか見ていないと、考えの妥当性がわからない。

⇒「歴史は繰り返す」と言いますが、歴史や過去に学ぶということは、物事の本質に近づく早道になります。

◆「よき異端」を目指す
~主流に近いだけで正しいという錯覚に陥らないように反芻する。

⇒あえて異端の考え方を取り入れることで、考え方に深みが生まれます。逆に、自分の考えが「主流」に近いだけで正しいという錯覚に陥らないように、常に反芻することが重要です。
⇒大勢側にいる安心感は、物事の本質を見誤ることにつながると思います。
グローバリズムや全体主義などの圧力が強まっている昨今だからこそ、大勢の意見ではない意見や「考え方」を持つことが重要なのだと思います。

◆「予兆」を感じるアンテナを磨いておく
~大きな変化には必ずそれに先立つ現象があるが、人はそれを忘れやすい。

⇒世の中が大きく動く時には、必ず「予兆」があると言われています。
大きな変化の前の「小さな予兆」を察知する能力(直観・違和感)が大切になってきていると思います。



本書には、全部で53の「考え方」が記されていますが、その中から5つほど抜粋をさせて頂きました。



ステレオタイプの情報ばかりを鵜呑みにしてしまうことで、一定のバイアスがかかったまま、その情報こそが正しいのだと考え、それ以上の考察を止めてしまう。

実は、現代人の多くが、こうした状態に陥っているとも言われています。

これは、戦後民主主義や、戦後教育が影響をしていると言う識者もいるほど、大きな社会問題でもあります。

「教科書に載っていることがすべて」

「教科書以外の情報は覚える必要がない」という意識。

残念ながら、「詰め込み教育」の功罪がここにあるように思えてなりません。

かく言う私は・・・
分厚い教科書が大好きでした。
理由は、”長編のパラパラ漫画”が書けるから(笑)

と言うのは、冗談ですが・・・。


何となく、現代の大きな課題と言いますか、現代の世情を表しているようにも感じます。


世の中(社会)に出たら、「教科書に載っていないことばかり!」ではないか・・・と思います。

もちろん、教科書に載っていることを学ぶことも大切です。

しかし、「教科書以外の何か」こそ、生きていく上で、自分の身を助け、考えを深め、本質を見抜く力になっていくように感じます。


例えば・・・。

ロシア~ウクライナ問題

イスラエル~ガザ地区問題

難民問題

環境問題

人権問題

自然災害

などなど・・・。


目まぐるしく、様々な問題に直面している現代ではありますが、1つ1つの問題に対して思慮深く観察をしてみることで、物事の本質に近づくように感じます。

多くの戦争の陰には、「お金の流れ」と「資源の利権」があり、決まって罪のない人々が犠牲になっています。

環境問題や自然災害もしかり・・・。


表面や、一方向からだけでは見ることが出来ない本質がたくさんありますね。


これから起こるだろう出来事に対して、先ほど挙げさせて頂いた「5つの考え方」=「本質を見抜く力」で、考察をしてみていきましょう!


きっと、正しい情報にたどり着き、「自分の考え」で、物事を見ることが出来るようになることでしょう!