ご無沙汰をしています

ちゃんと生きていますよ。

このレポートの読者の方から、「生きてますか~?」とご連絡を頂きました(笑)。

「はい。ちゃんと生きています!」

大変、ご無沙汰をして、申し訳ありません。

不定期を売りにしている当レポートではありますが、あまりにも不定期過ぎる・・・前回の配信はいつだったか???というくらいの暇を頂いておりました。

結果は、来年になったらわかりますので、あとは「神様のご機嫌次第・・・」ということにしています(笑)
とは言え、中年になっても、新しいことにチャレンジをすることも、とてもいい経験だと思いますし、無駄に時間を過ごすのであれば、何かをしていた方が圧倒的に有意義な時間を過ごすことができますので、いい経験となりました。

さて、本題に入りますね。

表題の通り、「歴史に学ぶと”今”が見える」というテーマでお話をしたいと思います。
以前よりお話をさせて頂いております通り、マスメディアを中心とした情報収集では、その本質を見落とす可能性がとても大きいとお伝えをしてまいりました。
その実、制作側の論理や都合が大いに繁栄をされて報道されることが多く、その理由としては、ステークホルダーの存在やその他バックグラウンドにある影響が大きいからです。
これは、ネットニュースもしかりですし、SNS等についても、恣意的な操作は存在します。
では、何を信じたらいいのか・・・。
私なりに考えをまとめますと、やはり「歴史に学ぶ」ということが大きいように思います。
当然、残された歴史もまた、恣意的に都合の良い情報になっていることもありますが、事実として掘り起こしていくことで、必ず「違和感」を感じる場面があります。
私が一番最初に違和感を覚えたのは、歴史の授業です。

聖徳太子や卑弥呼のお話は、とても時間をかけて授業をするのに、明治・大正時代などの近代歴史は、3月の終盤でバタバタっと終わってしまいますよね。
個人的には、長い徳川幕府の時代が終わり、大政奉還がなされ、明治新政府から大正~昭和につながる近代の歴史こそ、平成・令和に生きる私たちにとって、とても重要な出来事ですし、非常に大きな歴史の転換期だったわけですから、ここをすっ飛ばしてしまったことで、その事実を学ぶ機会が削がれてしまったようです。
まさに、江戸時代から昭和時代にワープしちゃってるような感覚にもなりますね。

武士の時代が終わりを告げ、明治時代は日本にとって、とても大きな変革期でした。
朝ドラの「ばけばけ」が、まさにその時代を背景にしているようですが、士農工商の時代から、大きな変化が起こった時代です。

イデオロギーの変革期でもあり、国の方向性そのものが変化をした時代でもあります。
しかし、ここの歴史を記憶に残る暇もなく・・・・
私たちの記憶は、一気に「戦後の歴史」になってしまって、私たちの記憶には、残りにくい時代でもあります。
こうした時代の転換期について、「なぜ?」を探しに行くことも、とても楽しいことです。
最近では、ロシアのウクライナ侵攻についてや、イスラエルのガザ侵攻などが、毎日のようにメディアで報じられます。
多くの方が、メディアの報じるままに、ロシア悪・ウクライナ善という感覚や、ガザの現状についてなど断片的な情報で、メディアや大衆の考えになんとなく迎合してしまっているかもしれません。

でも、歴史を紐解いていくことや、実際に現地の声など(参考;アルジャジーラという中東のメディアがありますが、かなりしっかりとした報道をしていますし、報道の中立性が高いと感じています。)を見聞きすることで、その本質は大きく異なる事実が見つかります。

当然、この2つの出来事は、肯定されるべきものではありません。
実際に多くの方が、亡くなったりけがをされたりしているわけですから、1日も早く終わらせることが大切です。
でも、一方で、終わらせたくない側の論理もあったり、当事者以外の力によって操作されていることもあったり・・・。
こうしたことも、歴史を学ぶと、イギリスの三枚舌外交が発端であったり、ロシアとNATOとの約束事をNATO側が反故にしたことだったり・・・、ウクライナ国内で大儲けをしている輩がいたり・・・などなど。
そうした背景があって、現在の状況が生まれているという事実を紐解くことで、全く異なった見え方ができるようになります。
こうしたことからも、メディアや大衆の考えに惑わされることなく、歴史的事実を踏まえながら、「自分が考察して」考えを巡らせていくことの大切さがわかります。
1つの事象や歴史だけしか見ていないと考えの妥当性がわからなくなります。
歴史は、常に「繰り返される」ので、過去に学ぶこと、歴史に学ぶことが、とても大切で、その真偽を教えてくれる糸口になると思っています。
久々にレポートをした割には、ずいぶんと熱い内容となってしまいましたが、BBCが捏造報道をした事実が明るみになったり、小林製薬の記事を読売新聞が捏造した事実などが明るみになってきています。
「見方」を変えることで、物事の本質にたどり着く糸口が見つかるかもしれません。