棘(とげ)の感謝〜私の恵みはあなたに十分である〜 | クリスチャンカウンセラー♧はんなのblog

クリスチャンカウンセラー♧はんなのblog

クリスチャンメンタル心理カウンセラー。

聖書の言葉は、人生のナビゲーションです。私たちの日常生活に適用し、心軽やかに過ごしませんか?

あなたは、愛されるために生まれた人です♡

沢山のblogの中から出会ってくれてありがとうございます。



私たちの人生において



・長い間癒されない病い

・長く付き合っている後遺症

・なかなか解決しない問題

・いつまでも改善されない環境

・苦しめられている人間関係

・忘れられない過去の出来事etc...




これさえ無くなれば良いのに


というもの、ありますよね。




聖書では、これらのものを


「棘(とげ)」


と表現しています。



使徒パウロという人は


身体的な弱さを持っていました。

(眼病、内臓疾患など諸説あり)




これが無ければ、もっと宣教のために働ける。神様、この棘を取り去って癒してください




パウロが、苦しみの中で


神様に三度願った時


神様の答えは


「わかった。あなたを癒そう」


ではなく、、、



「わたしの恵みはあなたに十分である」


だったのです!



え?神さま、何故ですか?


棘がある状態を「恵みが十分」だなんて!




でも、同時にその理由も仰っています。




「私の力は弱さの中に完全にあらわれる」




人生から棘が無くならない代わりに


「棘の中にこそ私の力を表す」


と言われたのです。




パウロはこうして


自分の病いを感謝する者へと


変えられていきました。




棘を持ちながら


生涯、イエスキリストを伝えたのです。





「このことさえ無ければ楽なのに」


「この痛みや傷が綺麗に癒やされる時は、いつくるんだろう?」 



と、私たちは


棘を抜くことばかり願います。




でも


「棘との共存」=棘を持ちながらも歩んでいく


も、あり、なのかもしれません。





棘が身体と心に刺さっていても


命を危険にさらすものではなく




チクチクと痛みを感じるけど


歩けない・動けないほどではない



ことに気付きました。



勿論


人生における問題や苦痛や病いは


無いに越したことはありません。




でも、人生から綺麗に無くならなくても!


ずっと持ち続けていくとしても!




その度に、神様の力を求めれば良い。


その度に、感謝すれば良い。




「長い付き合いになるかもね」



自分の棘に対してそう話しかけたら


フッと心が楽になりそうです。




(薔薇の美しさと棘は共存している🌹)



最後に、20代で視力を失った宣教師の


「棘の感謝の祈り」を紹介しますね。



    

神様、私は自分のバラの花については
数え切れないほど感謝をささげましたが、
私の棘に対してはたった一度も
感謝をささげたことがありません。

私が苦難の道を通してあなたに近づいていくことを悟らせてください」



読んでくださり、ありがとうございます。

あなたは愛されるために生まれた人です。