見るに忍びない、という愛が忘れられない話 | クリスチャンカウンセラー♧はんなのblog

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クリスチャンメンタル心理カウンセラー。

聖書の言葉は、人生のナビゲーションです。私たちの日常生活に適用し、心軽やかに過ごしませんか?

あなたは、愛されるために生まれた人です♡

沢山のblogの中から

出会ってくれてありがとうございます。




「見るに忍びない」




皆さまは


このような感情を味わった


経験はありますか?。。。




今日はこの言葉がキーワードです。


(目の中に入れても痛くないモカ🐶)



私がクリスチャンになる前の大学生の頃


大好きだった伯母が急死しました。




伯母は甲状腺の手術をしました。

(ガンではありませんでした)



音楽を学んでいた私を応援し


いつも可愛がってくれていた伯母。



術後、お見舞いに行ったらとても元気。


母と私をロビーまで見送ってくれました。





でもそんな退院間近のある日


容体が急変し、大病院に運ばれ


あっというまに亡くなってしまいました。

(多分、院内感染かと...)




当時、死因がわからないという説明。




まだ60代。伯母ちゃん自身が


どんなに無念だったことか...(泣)




そして、死を受け入れられず


納得出来ない私たち親族の間で



「こんな亡くなり方はおかしい。これは医療ミスじゃないのか?解剖を依頼して死因を究明し、法的に訴えよう」



という声が上がり始めました。




訴える証拠を手にしたとしても


裁判をしたとしても


伯母はもう帰って来ない。




みんなわかっていましたが


悲しみのやり場が他になかったのです。



(GWにモカを連れて夜スタバ!)


悲しみに暮れる親族間で


そんな雰囲気が段々高まっていた中


黙って下を向いていた伯父が一言。




「そのために、これ以上


T子(伯母)の身体を切り刻むのは


見るに忍びない」




と言って嗚咽し始めたのです。




悲しみの心以上に伝わった


愛する伴侶への愛と憐れみ。




伯父の言葉が


この話のピリオドとなりました。


 

何度も何度も


神様を裏切ったイスラエル。




もういい加減にしなさいよ


と言いたくなるほど


他の神々を拝んでいました。




でも、彼らが立ち返った時


神様は彼らの苦しみを



「見るに忍びない」



と仰ったのです!




散々神様を裏切って


悲しませたのに。。。





黙ってはおられず


愛さずにはおれず


赦し、憐まずにはいられない




心が揺さぶられている神様の姿。




この親バカのような神様の愛は




失敗した私

間違って道を迷ってしまった私

弱さの中でどうしようもない私

傷ついて壊れそうな私

心が縛られて自由のない私



にも向けられているのです。




威厳のあった伯父の嗚咽する姿を


30年経っても私が忘れられないのは



神様の愛と同じ


見るに忍びない愛


を見たからなのですね。



今日も読んでくださりありがとうございます。

あなたは、愛されるために生まれた人です。