阿字池の睡蓮に映える平等院鳳凰堂
前々回の宇治川畔の久美子ベンチからの続きです、
平等院の受付まで戻ってくると開門20分前くらい、その後待っている間に団体さんなどでみるみる列は延びていきました。
拝観料は大人700円、中学生400円、小学生300円、内部拝観はそこに御志納としてプラス300円になります。
宇治製茶記念碑
1879年(明治12年)に横浜で開催された「全国製茶共連会」で宇治の製法に特別一等賞が贈られ現在の宇治茶ブランドに繋がったのだそう。
受付を済ませ庭園を抜けると、
鳳凰堂が見えてきました。
さらに進むと、
右前方から、池に映る全景が視界に広がります、
鳳凰堂を囲むこの池の名前は阿字(あじ)池といって万物の根源を意味するサンスクリット語(梵字)の「阿」を象ったのだとか。
さらに進んで正面から、
十円玉硬貨でお馴染みの鳳凰が翼を広げているように見えるアングル、鳳凰堂は中堂を中心として左右に翼廊、背後に尾廊で構成、
中堂をアップで、
平等院はもともと宇治殿として藤原道長の別荘であったものをその没後に息子の頼通が寺院としたもの、山号は朝日山、
名前の由来は仏の救済が万物に平等ということから。
建立当時流行していた末法思想から阿弥陀如来を本尊とし西方浄土という思想から東に向いて建てられています。
そして意外にもこの阿弥陀堂が鳳凰堂と呼ばれるようになったのはずっと後のことで江戸時代に入ってからといいます。
左前方から、
そしてさらに進んで
睡蓮が群生しているところに出ます、
ちょうど睡蓮の花が開いていて引いても寄せてもここから見るアングルがこの日一推しの絶景ポジションに感じました。
この平等院の所在地そのものも「京都府宇治市宇治蓮華」そのまま地名に反映されています、
鳥居から縣神社まで続く表参道から宇治川の中洲までが宇治蓮華、
河川敷に並んでいたベンチもこの住所地内なのですが、久美子ベンチだけ隣の宇治塔川で仲間外れになっていました。
公園の東屋のような六角堂、
明治期に鳳凰堂が改修された際に出た廃材から作られたというだけに不釣合いに太い支柱など味わいのある造形、
季節的にこれから陽射しも強くなってくるので日除けの休憩所として重宝しそうです。
屋根の上に一対の鳳凰像、
金閣や銀閣の屋根にも見られる鳳凰ですがここが最初、ただ現在乗っているのは複製でオリジナルは敷地内にある鳳翔館に収蔵されています。
後ろを回り込んで
鳳凰の尻尾にあたる部分、尾廊まで来ました、
再び最初に来た橋の位置まで戻ります、
周囲をぐるりと一周して戻ってきたところでそろそろ時間が迫ってきたので次の目的地へと向かいます。
内部拝観は入館開始が9時を過ぎるのと人数制限で時間予約制になるため次回に持ち越し、
樹齢280年という「砂ずりの藤」
月初めに剪定済みとのことで藤棚からはミストが、藤は桜同様開花時期が短いので見るにはタイミングを合わせて来る必要があります。
観音堂も目下修復工事中、
最初に入った受付のある表門を出て、
ユネスコ世界遺産の碑、
さっき来た表参道を戻って行きます。
ここ数年何度も近くまで来ておきながら通り過ぎていた平等院ですが短い時間ながらようやく訪れることができました。
前日までかなりの雨だったので今回も状況によってはと心配していたのですが
境内にいる間は陽が差すほどで景色を堪能できてよかったです。


































