ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル パシフィック・リム : アップライジング
今回は話題の娯楽映画の続編を2作、
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
前作のボードゲームからビデオゲームに、
設定もゲームと現実との関係性が前回と逆になることで、
TVゲームの中に入ってなんかする・・・というのは結構既出のネタなので、
つまらなくなるんじゃないか?といった懸念もあったのですが、
主人公たちに次々と迫り来る危機とそこへの対応など、
いろいろ工夫があって楽しめました。
これを普通に冒険活劇としてみてしまうと、
ご都合主義で突拍子も無いバカみたいな展開なんですけど、
でも、一昔前のロープレを夢中になってやったことのある世代ならば
テレビゲームのセオリーやエッセンス、
(一例を挙げると、FFやドラクエといったロープレで
ようやくたどり着いた街で出会ったノンプレイヤーキャラに何を尋ねても
おんなじ返事しか返ってこなくてイラッ・・・といった
“あるある”が満載なんですよ。
また、現実世界でのスキルよりも、
ゲームオタクである主人公のゲーム勘こそが
ゲーム内では一番頼りになるという点も現実に即していて、
そういう意味ではリアルな映画だったのではないかと思いました。
その昔まだ平面で粗いドット絵のゲームをやっていた頃に、
頭の中で想像していた世界がこれだったというような、
なんか懐かしい感覚も味わえました。
個人的評価・・・4 ☆☆☆☆★
予告編やCM、そして上のチラシなどから受けるゆるくておバカなイメージ、
また、ドゥエイン・ジョンソンがクレジットされていることなどから、
徹頭徹尾アクションとVFXオンリーのB級テイストな“脳筋映画”を予想して行ったのですが、
劇中の若い主人公たちが
ゲーム内で真逆のキャラになったことで各々の長短といった自身への気付きからの、
心の成長も描かれており、ラストはちょっと感動しちゃうような場面もあったりで、
予想外の当たりでした。
もちろんメインのアクションやコメディも抜かりなしで楽しめました。
環太平洋:蜂起!
登場する人型兵器=イエーガーのデザインが前作に比べスマートでヒーロー体型化し、
場面も夜間戦闘から昼間戦闘中心に。
重量感巨大感重視の動きからスピード&アクション重視に変わっていたこと。
ここは好みが分かれるところだと思うのですが、
見せ方という点では個人的には今回のほうが好みでした。
確かに前作に比べて巨大ロボがアニメのようにかなり軽快に動きまわるのですが、
それによってスケール感が損なわれていることもなく。
そのVFXには感心するばかりでした。
また、ドラマパートとアクションパートのバランスもよく、映像、ストーリー共に
ここのところID4にトランスフォーマーと失速続きのSFアクション大作の続編ですが、
今回はそれらとは一線を劃する出来映えだったと思います。
新主人公ジェイクにスターウォーズのジョン・ボイエガ、
他にもスコット・イーストウッドに真剣佑となにげに2世共演があったりで、
新キャラのキャスティングの部分でも楽しめました。
ただ、それだけに詰めの甘さが多々目に付いてしまったことも事実で、
先ず、最終決戦の地が東京という日本リスペクトはよいのですが、
街並みが上海や香港のようで。
さらにお台場に建っているアレまで再現するというサービスカットまであるのですが
周囲の建物とのマッチングが悪いんですよ。
なんかね、
ロンドンにエッフェル塔や凱旋門があるような違和感というか。
また、東京から望む富士山も蜃気楼かってくらい近くて、もう静岡市どころか河口湖級の近さ
マンハッタンの背後にカナディアンロッキーがあるような違和感、
また、その距離感もロケットで大気圏外まで出たイエーガーよりも
のそのそ歩いてたカイジュウのほうが先に到着しているという矛盾。
シンゴジラでも由比ヶ浜から東京まで随分かかっていたように思うのですが、
富士山って鎌倉の倍以上の距離があるかと思うと・・・
さらにそれだけでなく今回は
前作の生き残りの日本人重要キャラがほぼ活躍しないまま退場となり、
その代わりにこれまでのこの手の映画のパターンだと
責任とって退場となる立ち位置の中国企業の女社長さんが
ちゃっかり合流して大活躍。
まるで
今回で日本から中国にバトンを渡しましたよ!
というようなあけすけな展開に日本人としては少々寂しく感じてしまいました。
個人的評価・・・3 ☆☆☆★★
日本じゃない東京の街並み、
前作の主要キャラの扱い、
ラストのカイジュウとの決着のつけ方・・・きちんと戦って倒して欲しかった
個人的にはこの3点だけがすごく惜しかったです。
最後に、これは余談ですが、
ジュマンジは字幕だと笑いのネタが伝わりにくそうなのと
(結果そんなこともなく字幕でも楽しめましたが)
パシリムの方はグラハム・エーカー&イオ・フレミングの中の人など声優陣の引力もあって
今回に限り珍しくどちらも日本語吹き替えも選択肢に入れていたのですが、
結局、上映時間のタイミングで双方字幕版に落ち着いたのですが、
どちらも吹き替え版でも、もう一度観てみたいと思わせる内容でした。








