【前回】⇒ 御岳山(1)

赤い線は 2024年11月23日,紫の線は 2025年12月12日の軌跡 .

 

 

2024年11月23日の軌跡 .

 

 

 去年(2024年)の山日記のつづき。「上高岩山」頂上からは、「奥ノ院峰」がよく見える。

 

 

 

 

 その右に、御岳神社の集落が見える。向こうの2列は、近いほうは多摩川の対岸にある高水三山、遠い列は、黒山小沢峠の長尾根だろう。

 

 

 

 

 ↓日の出山からの尾根越しに埼玉の平野部が見渡せる。右手前:行く手の「サルギ尾根」は紅葉している。ここを下ってみたいと思ったが、この時は時間が遅かったので、断念してケーブル駅に戻ったのだった。行けばよかったと今(2025年12月)思う。

 

 

 

 

 

 「展望台」まで行って「大岳山」の見納め↓とする。こちらの紅葉はいまいち。

 

 

 

 

 「芥場 あくば 」に戻って、ラクな下の路をケーブル駅へ戻る。「ロックガーデン」の渓谷沿いの路。

 

 

 

 


 

 

 

タイムレコード 20241123 [無印は気圧高度]
 (1) から - 1253上高岩山[1019m]1302 - 1307展望台休憩所[993mGPS]1358 - 1416芥場峠 - 1501「長尾園地」入口1515 - 1545ケーブル「御岳山」駅。

 

 踏査記録⇒:YAMAP

 

 

 

 

 こうして途中で引き返したので、《サルギ尾根下り》のリベンジはぜひ果たさねばなるまいと念じていたが、腰に支障が起きて、思うにまかせなかった。まる1年ぶりに、ようやく「御岳」級の昇り降りは可能なコンディションになった。が、もう 12月だ。すでに散り終わっているだろう。紅葉の盛りにはなかなか巡り合えない。

 

 

2025年12月12日の軌跡 .


 

 

 

 シルエットは行程の標高(左の目盛り)。折れ線は歩行ペース(右の目盛り)。標準の速さを 100% として、区間平均速度で表している。横軸は、歩行距離。

 

 ケーブル「御岳山駅」の広場から、いつものように多摩川方面を眺めると、やはり紅葉は終っている感じだ。

 

 

 

 

 「長尾園地」に到着↓。ここまでは、1年前とほぼ同じタイム。

 

 

 

 

 右に、とんがった「奥ノ院峰」。その左に「サルギ尾根」全景。「サルギ尾根」のあいだに「大岳山」が顔を出している(矢印)。


 

 

 

 

 「上高岩山」の展望台に到着。あらためて「大岳山」を撮影。

 

 

 

 

 さて、きょうこそは「サルギ尾根」を下る。2日前にクマに遭遇したという情報もあって、また「展望台」から引き返そうかと思ったが、“旅は道連れ”。2人組のパーティーと合流したので勇気が涌いた。われわれは、対策も経験も用心も十分なのだ。里の住民はともかく、登山者には事故は起きていない。

 

 

 

 

 ナツツバキ,ミズナラアセビ,ツガ,モミ,スギの樹林。木の間から「御岳山」が見える。御岳神社の建物が山頂に乗っかっている。

 

 

 

 

 高岩山」を通過。層状の白い岩は、数年前の登りでも見て、おなじみだ。石灰岩ではなかったと思った。

 

 

 


 

 

 2日前のクマ情報は、この付近から出ている。合流パーティーが、樹幹に真新しい爪痕があるのを見つけて教えてくれた。まだ近くにいるのかもしれない。が、姿を見かけていない以上、すみやかに通過するのが上策だ。

 

 岩場を乗越しながらの下りになる。

 

 

 

 

 リョウブ,コナラ,ホオノキアセビ,モミ,ヒノキなど。樹相が少し変わってきた。

 

 炭焼き窯の跡がある。だいぶ里に近づいてきた。

 

 

 

 

 「養沢神社」に到着、下山完了。もう少し紅葉が残っているとよかったが、ともかくリベンジは果たした。

 

 

 

 

 入口の石段には、狛犬の代わりに竜がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイムレコード 20251212 [無印は気圧高度]
 ケーブル「御岳山」駅[838mMAP]1007 - 1030「長尾園地」[873mGPS]1055 - 1139芥場峠[1022mGPS]1145 - 1158上高岩山[994mGPS]1228 - 1318高岩山[918mGPS]1321 - 1402炭焼き窯跡[708m] - 1527「大岳鍾乳洞入口」バス停[334m]。

 

 踏査記録⇒:YAMAP