いつもの「高山不動尊」に初もうで。西吾野駅から最短コースの「萩ノ平」経由で不動堂にお参りし、「関八州見晴台」に上がる。そのあとは「奥武蔵グリーンライン」の車道歩きで距離を稼ぎ、「県民の森」遊歩道でラクに下山して、暗くなる前に芦ヶ久保駅に着きたい。総距離17.7km,累積標高差1118m。そういう計画を立ててみた。
シルエットは行程の標高(左の目盛り)。折れ線は歩行ペース(右の目盛り)。標準の速さを 100% として、区間平均速度で表している。横軸は、歩行距離。
シャドーの標高グラフを見ると、「関八州見晴台」からアップダウンしながら右に行くほど高くなっている。最高点は「埼玉県民の森」の展望台「丸山」。これは意外だった。
↓もう 8時半だというのに、「西吾野」駅はモヤがかかって薄暗い。
「間野橋」を渡って右へ。集落の中はまだ寝静まっているようで人通りがない。
↓「石地蔵」。天保4年のレリーフ(解読の説明は、こちら)。となりに、今までなかった石碑が立っている。倒れていたのを起こしたのだろう。
「右 あかの」。吾野へ下りる路を教える道標だ。どちら向きに立っていたのかは分からない。
道標の裏面。摩滅が激しいが、最初の2字は「不動」と読める。「不動尊高山…」だろうか?
↓「不動三滝」からの路が合わさる。
↓「高山不動尊」「大イチョウ」の段に到着。この寺域は、斜面にいくつかの平らな段を造って、建物を建てている。イチョウはまだ冬枯れだ。
「高山小学校」跡↓。このあいだ来た時は写真を撮りそこねたので、撮っておく。「飯能市立高山小学校」という門柱が残っている。この建物は体育館だったそうだ。
↓「ロウバイ」が満開。ここは南向き斜面だから、春の訪れが早い。
おっ!! 白梅も咲き始めている。こんな山奥なのに、南斜面は暖かいんだなあ。
ここからの山景色は、やはり秀逸だ。遠景の都県境尾根まで澄んで見える。中央のギザギザが「三ツドッケ」。その右、「大平山」。左寄りの尖ってるのが「蕎麦粒山」。詳しくは、こちら。
「不動堂」のある段へは、急な石段を登っていく。お参りしておこう。
今回のおみくじは中吉だった。前回は大吉。運がいいからって油断するな、みたいなことがたくさん書いてあった。ここのおみくじはたいへん厳しい。お説教を聴くために抽くようなものだ。金運も恋愛運も書いてない。「凶」が出たこともある。「中吉」くらいだと、ホッとする。
↓「関八州見晴台」へ向かう。
「関八州見晴台」からの展望。きょうは平野は霞がかかっていて見えない。
奥多摩・秩父方面は見えるが、下の「大イチョウの段」のほうが、ハッキリと見えた。陽が移ったせいかもしれない。
その右寄り↓。「武甲山」は木の間越しに見える。
タイムレコード 20230113 [無印は気圧高度]
「西吾野」駅[245m]840 - 853間野橋[250m]855 - 931「石地蔵」[519m]955 - 1013「不動三滝」分岐[591m] - 1021高山不動尊「大銀杏」の段[569m]1036 - 1039高山不動尊・本堂[595m]1048 - 1114関八州見晴台[768mGPS]1120 - (2)につづく。