ギター弾くとき、集中しすぎて
前のめりで猫背になって
首をもたげ、指板を覗き込むように
弾いていませんか?
ダメです。
2つの意味でダメです。
1つ目は、単純にカッコ悪い。
一生懸命とは言えども見た目が悪い。
少なくとも、ライブを想定しているのであれば
正しい姿勢で前を見ながら弾く練習は必要になる。
始めたてのころの悪い癖は
後々まで引っ張りますので
だったら最初から悪癖として身に着けないほうがいいです。
実はそういう姿勢の悪さが演奏の上達を邪魔することもあるので注意しましょう。
そういう反面、正しい姿勢というのは
ロックではない(笑)
左手の握りも、教科書が推奨するフォームは
なんだか小ぎれいで
そこからワイルドでパワフルなロックが飛び出す気配はない。
いかに正しいものを取り入れながらも
崩した部分も身になるようにするというのが大事です。
この辺は、専門学校の講師のライブを観た時に
ものすごい上手い反面
石造みたいに突っ立って指板ばかり見ている
格好悪さに近いものがあります。
かっこいいと、正しいは別ものになります。
外人ギタリストがギターをかなり下に構えていますが
日本人がやると手が届かなくなりうまく弾けなくなります。
外人の手足の長さを参考にすると失敗します。
自分の手足の長さを見て、バランスを考えましょう。
2点目は、健康に悪いです。
若いときは、姿勢悪いなか数時間練習しても
ちょっと休んだら回復しますが
年取った時にストレートネックとかヘルニアみたいに
体に症状が出てきます。
私はメタルバンドでヘドバンしていましたが
20代の時って無茶できますが
30代になると、ストレッチとか準備運動が確実に必要になります。
それしないと、演奏中に背中がバチンと音立てて
首が動かなくなったりしました。
そして40代になり、
指板を覗き込む姿勢で数時間練習していたら
首が動かなくなりました。
1週間たっても自然治癒しないので
整形外科に行ったら
まず、姿勢の悪さを指摘され
レントゲン撮ったら見事なストレートネックでした。
まあ、現代はスマホとかPCとか
いろんな要因もありますが
ギターの時の悪い姿勢がトドメになったのは
間違いないです。
■まとめ
首を悪くするのでギター弾くときも
日常も気を付けよう。
私は最近首コルセットつけて練習してます。
猫背は、ライブの時ダサいので
自分がかっこいいと思うギタリストが
どういう姿勢で弾いているのか
どういうフォームなのかを研究して
真似したら間違いはないでしょう。
教科書の正しいといわれることはまず疑ってから、
「かっこいい」を基準にして
バランスよく吸収しましょう。
