今秋ロングラン見学会を開催し、
多くの方のご覧いただいた滑川町・N邸のビデオ映像を、
技拓工房ホームページに掲載しました。



大胆な吹抜と繊細なディティールが印象的なこの家を、
ホームページ上でも是非ご覧になってください!

 *伸びやかな「暮らしの器」わたしたちの家* → 
まぶしいほどの初冬の青空。


土台に並べた材も、日差しを浴びて気持ち良さそう!

先に地鎮祭を行った所沢の地に、
いよいよ上棟の運びとなりました。



この家は2世帯、しかも1世帯分はまるまる平屋とあって、
中々のボリューム。
最近では珍しく、2日間に渡っての棟上げになりました。


(スマホ画面では納まりきれません)


その1日目の夕方、下校途中の小学生が、
「朝何もなかったのに、なんか大きいのが建ってる!」
「スゲー!」
明日は棟まであがるからもっと大きいぞ~と心の中でツッコミつつ、
上棟の日の、ある意味ストレートな感想だなあとおかしくなってしまいました。


夕暮れと競争するように
 

所沢市・T邸の棟上げです!







ついに12月。師走です。
この間新しい年が始まったと思ったのにねえ。
本当に時間が飛び去って行くよう、
何をして過ぎたのかと、呆然とします。
(いや、確実に現場は進んでいるので、仕事をしてる事は確かです。笑)

そんな中、商社さんのフェアにお誘いを頂き、
リニューアルしたTOTO川越ショールームにお邪魔しました。


モデルルームのような設え。
プロのインテリアデザイナーさんが入ったという事で、
素敵ですね。


クリスタルカウンターが特徴の「ザ・クラッソ」
エッジの利いた薄いカウンターが美しいです。

写真右側の水栓は「きれい除菌水」のもの。
普通の水道水を電気分解して、次亜塩素酸を含む水にしているそう。
洗面化粧台の一部にも採用されていて、
まな板やふきんの除菌、歯ブラシの除菌にも効果があるそうです。
従来の「水ぼうき水栓」と共に、デザインもすっきりと、
思わず見入ってしまいました。

実は10年前にリフォームしたわが家のキッチンは同じ「クラッソ」、
10年の設備の進化に、内心「・・・」となってしまいます。笑
(だって換気扇の内部ファンが10年間お手入れ不要って。ほんとか)
(塗装被膜が全く違うらしいです)

そうしてTOTOといえば、「トイレ」!
見て下さい、このカッコいいフォルムを!

フタ下の後部の、シルバーの差し色が効いています。
しばらく開けたり閉めたり流したり、楽しませて頂きました。
(ヘンタイ)

WEBで確認は手軽で良いけれども、
やはり実地に勝るものはありませんね。
少しの時間でしたが勉強させて頂きました。
ありがとうございました!


最後に鎮座まします、こちらを。
TOTOトイレのトップブランドです。
お値段も、スゴイ!
旧知のお客様の、外壁改修工事の現場です。


美しい夕暮れ。



しかしまだ午後4時を少し回ったところ、
夏場ならばあと2時間は作業できるのですが。
まったくこの時期の現場は、山の端を落ちるお日様と競争のようになります。

見事な飛行機雲を横目に、
今日の作業は終了です。




旧知のお客様宅へ、
照明器具の交換でお伺いしました。

ダイニングのペンダント照明の交換です。
照明器具はお客様のチョイス。



おお!
キレイです!

カタログでみた時は、正直ハデかな?とも思ったのですが、
落ち着いた色合いの室内にあって、
品良く華やかさで、これは素敵ですねえ。
何より日常過ごされる場所で、
目を挙げると自分の気に入ったものが映るのは、これはテンション上がります。
まさしく「生活の彩り」というものでしょう。
過日、現場一杯広げて乾かしていた「荒野地」が、


2階の天井に貼られていきます。

この家の2階の壁はパーチクルボード、こちらもこのまま仕上です。


荒野地もパーチクルボードも本来は下地の材料ですが、
わざと天井高を抑えたこのH邸にはしっくりと納まります。


この壁と天井との取り合いの目透かし。
そしてすっきりと通った目地、大工さん上手いなあ!



(まだまだ貼りますよ~)

下地材をそのまま仕上げに、という事は、
一つ間違えれば荒さが強調されそうですが、
このH邸は確かな施工が野暮ったさを感じさせません。
何よりお茶畑や家庭菜園の緑の借景に恵まれたこの家には、
この内装がかえってピッタリ納まるようです。
お施主様の個性をも踏まえた「設計の意図」が、
しっかり感じられる楽しみな現場になりました。



上棟時に現場から称賛されたプロポーションの良さは、
壁下地の段階でも健在です!

木工事も終わり、順調に工事の進む所沢・M邸

この日は内装工事(クロスの下地調整)のさなか、
職方さんとの打ち合わせに寄り込みました。



玄関を入ると土間が伸び、
正面の大きなFIX窓から、庭への視線が伸びる、のですが。
只今は足場と仮設トイレと電柱がどーん!鎮座しています。笑


この日はその正面の電信柱を、
敷地角に移設する工事の最中でもありました。
普段あまり意識しないけれど、家の周りに張り巡らされている電線って、
凄い本数ですね!
それらを(停電しない様キープしながら)移設していくのですから、
柱の移動もさることながら、大変な工事です。
今回も2日がかりで片側通行にしながらの高所作業でした。
関係の皆さま、お疲れ様です。そしてありがとうございました。


玄関ホール~リビングにかかる、マホガニーの美しい壁。
FIXから取り込む緑の景色に、一段と引き立つ事でしょう。

この時期は毎年恒例の、
こちらへ。





都内有明ビックサイトで毎年開催される、
ジャパンホームショーです。







コロナ禍を経て、少し活気が戻ってきたようです。



すてきな把手。「444+H」トリプルフォーエイチさん。
手摺やホルダーなども繊細なデザインで、気に入っています。



変わりダネ?は、トヨタの造った移動式トイレ。
災害や緊急時のトイレ問題は、地味だけど一番切実なことかもしれません。
こんなトイレなら使ってみたい!と思わせる、さすがは「トヨタ」です。


既知のところや、初見のメーカーさん、
毎回どんなものと出会えるか、楽しみな場所です。
ここでの収穫が、またどの現場に活かされるのか、
そちらも楽しみです!


都内も秋、良い天気に恵まれました。
快晴 を実写したらこうでしょ!と言わんばかりの、
清々しい秋の日です。


見渡す限り、雲一つありません。


地元の神社の宮司さんに寿いでいただき、

さわやかな風がそよぎ、背中に温かな日差しを浴びながら、
晴れやかに地鎮祭が執り行われました。

築〇十年の家を解体し、
ご両親と息子さんご夫婦が住まう2世帯住宅工事を
新たにこの地に建てる工事がいよいよ始まります。

施主のT様ご家族には、
最初にご相談いただいてから随分とお待たせしてしまいました。
設計・見積がもろにコロナ禍そして戦争の影響を受けた期間に当たってしまい、
(今お見積り中の方は皆様該当してしまうのですが)
初めてお会いしてから、何と3年目に突入しての着手となりました。
そのあいだ皆さま常に快くお打合せ頂き、
またこちらの状況を汲んでお待ち下さったことに、ただ感謝しかありません。
本当に「いよいよ」の着工となりますが、
無事のお引渡しまでしっかり努めてまいります。
T様、どうぞよろしくお願い致します!


「御鎮物」は基礎工事の際に土地に納めます。
 それまでは工務店でお預かりします。


からりと晴れ渡ったある日、
ここは入間市・H邸現場。

木工事の真っ最中で、連日棟梁が腕を振るっています。

が、この日は・・・。


次々と運び込まれ、


片端から現場中に


文字通り、「林立」状態の板材

この板材は「荒野地」と言われるもの。
木を引いてそのまま出荷されたいわゆる「グリーン材」。
まだまだ水分を多く含んでいるため、
現場で陰干ししているのです。
直射日光に晒しなどしたらたちまち反ってしまう為、
こうして風通しの良いところで乾かしているのです。

こうして乾燥させてもやはり「グリーン(生)」、
しばらくは反ったり透いたりは当然しますが、
幅広の無垢材ですので、湿気はよく吸ってくれると思います。
(昔は和室の畳下地に使ったものです)

この少々ワイルドな表情を持つ材は、
H邸の天井の仕上材。
この家は「暮らしながら仕上げていきたい」意向の設計ですので、
その個性を引き立てる仕上りになるでしょう。

この「荒野地」、
以前も同じ入間市のK邸の天井、またU邸のリビング一部にもっています。
どちらも経年で良い表情になってきましたが、
偶然にも3邸共同じ入間市に建つ家、
この地と相性の良い材なのでしょうか。笑
H邸の仕上りが楽しみです!

・・・もちろんこんなに広げたい放題広げたら、
中で作業なんかできません。
板もすぐには使えませんし、第一、棟梁に大目玉くらいます・・・。
実はこの日、棟梁は健康診断の日、
〇〇のいぬ間に(失礼)、という訳で、
カントク以下皆で、わあっと運び広げた次第です。
只今は作業していない2階の一角に、何事もなく納まってます。笑