こんにちは!
先日お店で見つけたピーシェン豆板醤を使って、今度は麻婆豆腐を作ってみました。
ピーシェン豆板醤とは、四川省成都市のピーシェンで作られた3年熟成の高級豆板醤のことです。
ワタクシは業務用食品スーパーのアミカで手に入れました。
色が赤味噌のような濃い茶色で、味は通常の豆板醤よりも辛さが抑えられていて、うまみが倍増している感じです。簡単に表現すると「辛うま~!」という味です。
このピーシェン豆板醤を使った麻婆豆腐はこちらになります。
豆板醤の色の影響で、出来上がりも濃い茶色になりました。
顔を近づけると、とてもいい香りがします。濃厚味噌ラーメンのスープのような香りとでも言いましょうか、うまみを感じる香りがします。
ちなみに調味料は、ピーシェン豆板醤、甜麺醤、豆鼓を使いました。豆腐はよくある絹ごし豆腐です。
アツアツのご飯に乗せて、麻婆丼にしていただきました。
最初の一口で感じたのは「ものすごいコク」です。今までの麻婆豆腐よりもはるかに旨味成分が多いのです。
そして「辛くない」のです。食べていくとじんわりと口の中に辛みが感じられるようになりますが、刺激的な辛さは全くありません。
辛さが物足りない人は、ラー油をかけたり、作る時に刻み唐辛子を入れて一緒に炒めたりして辛みをアップさせることができると思います。
ワタクシは特に辛みを加えることなく、そのままでおいしくいただきました。いつもの麻婆豆腐とは別物のリッチな味になりました。
麻婆豆腐って甜麺醤の味が前面に出ると思っていたのですが、このピーシェン豆板醤を入れると、豆板醤の旨味が全体に広がります。とてもパワフルな調味料です。
また何かの四川料理を作る時に使ってみようと思います。それにしても中華料理は奥が深いですね。四千年の歴史は伊達ではありません。
ではまた!