ギターについての知識 -その2 サイド&バック材について |  ギターマニアの兄を持つネットショップ店長のブログ

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  子供の頃から兄を追いかけてギターを練習。しかしどんどんマニアになる兄について行けず挫折。
  今は兄の開発したAyersギター(JP Customシリーズ)を販売するネットショップの店長をしています。
  ちなみに趣味はカメラで、主に風景写真を撮っています。

 こんにちは!

 

 前回はギターのトップ材の種類と特性をお知らせしましたが、今回は、これまたギターの見た目と音質に影響の大きいサイド&バック材についてお伝えします!

 

↓  前回の内容はこちら  ↓

 

ギターについての知識 -その1 トップ材について

 

 

では、早速いきましょう!

 

 

1.アフリカン・マホガニー

 アフリカン・マホガニーは明るい音色で、多くのギターに使用されている定番ギター材です。Ayersギターでは、最高級のアフリカン・マホガニー材を用意しています。

 

 英語ですがマホガニーの動画解説サイトです。

 

マホガニーを使ったギターはこちら↓

Ayers SJ-04-CX-NH

 

 

2.インディアン・ローズウッド

 高級ギターの定番なのが、インディアン・ローズウッドです。重厚な低音と長いサスティーンは多くのギタリストを惹きつけています。どんな音楽シーンにも合うローズウッドは、きっとあなたを満足させるでしょう。

 

 豊かな音色でギターの定番材であるローズウッド。2017年1月からのワシントン条約の規制により、輸入に多くの時間と労力がかかるようになりましたが、それを差し引いても魅力あるギター材です。

 

ワシントン条約って何?

 

 英語ですがインディアン・ローズウッドの動画解説サイトです。

 

ローズウッドを使ったギターはこちら↓

Ayers SJ-07-CS-NH

 

 

3.ココボロ

 ココボロは名前はあまり聞いたことがないかもしれませんが、杢目と音質が極めてブラジリアン・ローズウッドに近く、ギターには理想の素材と言えます。

 

 音色は力強くサスティーンが長く、しかも美しい杢目のため、多くのギタリストにとって最高の選択になることでしょう。

 

 ハカランダとも呼ばれたブラジリアン・ローズウッドが数十年前にワシントン条約により輸出禁止になり、今では幻のギター材になってしまいましたが、このココボロはそれに近い見た目と音質ですので、選択肢としてありでしょう!

 

 「偽の」ハカランダにだまされないようにこの記事をお読みください。

 

 英語ですが、ココボロの動画解説サイトです。

 

 

4.ハワイアン・コア

 

 ハワイアン・コアは音色が非常に明るく、高音がクリアーで、さらに杢目が非常に美しいのが特徴です。多くのギタリストに愛されています。Ayersギターでは、コアの中でも4A・5Aグレードの最高級のハワイアン・コアを使用します。

 

 トップ板でも使用されるハワイアン・コアです。この虎縞のような美しさは阪神ファンでなくても手に入れたいと思うことでしょう(笑)(←カープファンのワタクシ)。

 

 

 英語ですが、ハワイアン・コアの動画解説サイトです。

 

 

5.ジャーマン・メイプル

 

 ジャーマン・メイプルは真っ白なビジュアルきれいな杢目で多くのギタリストを魅了しています。堅めの材質で、音が明るく粒立ちがよく、音の輪郭がはっきりとしています。

 

 個人的には大好きなジャーマン・メイプルです。白さが美しく、しかもカチッとしたレスポンスの良いサウンドは、ハードストロークにも十分対応できます。個性を重視する人におススメの素材です。

 

 英語ですが、メイプルの動画解説サイトです。

 

 

6.アフリカン・オバンコール

 アフリカン・オバンコールはローズウッドに近い特性を持ち、音はクリアーでバランスもよく、低音も豊かです。有名材と比べると知名度は低いですが、とてもよい素材です。

 

 英語ですが、オバンコールの動画解説サイトです。

 

 

 いかがでしたか?

 

 

「この中で、あなたが気に入ったサイド&バック材はどれですか?」

 

 

どれも魅力いっぱいですね!

 

 

「いや~ギターって本当に奥が深いですね~」(水野晴郎?)

 

 

 次回はギターの「ボディの形」です!

 

 

 ではまた!