高級ギターによく「インレイ」を施して…という言葉が出てきます。
「インレイ」って何?
「印麗」? 「引例」? 「陰霊」?(←怖い)
違います。日本語ではありません!
英語で「inray」と書きます。
意味は辞書によると…「はめ込む、象眼する、台木に差し込む」とあります。
ついでに、「象眼」も調べると…「美術工芸の装飾技法の一種。金属,陶磁,木材などの表面を彫って他の材料を埋込む技法」
これでわかりました。
ギターの指板やヘッドやボディの一部に、貝や木で模様を作ってはめ込んである細工ですね!
例えばこんな感じで
Ayers SJ04-CX NewHill
このインレイは真珠貝(マザーオブオパール)で作ったもの。
ちなみに、Ayersのヘッドインレイは標準仕様です。
美しいインレイが施されたギターを手にすると、ギターが「道具」ではなく「工芸品」だと理解するようになります。
Ayersのギターもインレイ入りがあります。
NewHillモデルのインレイは、兄がベトナムの工房にチェックに行った時に、日本人の消費者基準で判断し、合格したものだけを輸入しています。
「インレイはやはり美しくなければ!」
ここで、Ayersギターのインレイの一部を紹介します。
標準モデルにオプションで付けられる指板へのインレイです。
1.04シリーズ
ツタ模様のウッドインレイです。全体の色と一体感があります。
2.06シリーズ
メープルリーフ模様のインレイ。06シリーズはサイド&バックが白っぽいメープル材なので、それに合わせています。気品がありますね。
3.07シリーズ
桜の花びら模様です。アバロンになります。日本の心ですね。
以上が標準モデルのオプションです。
ここからは、兄のモデルではないAyersギターのインレイです。完全カスタムオーダーモデルになります。
イーグルですね。貝のグラデーションがきれいです。
こちらはボディインレイ。カープ(鯉)のインレイです。広島カープはファンはいかが?
あっ、自分だ!(笑)
ウクレレもインレイでキメッ!猫インレイです。
インレイが入ると、高級ギターって雰囲気が出ますね。車でもホイールを変えると印象ががらりと変わるように、ギターもインレイで人のギターと「差」を付けることができますね。
こんな感じで(もちろん私の車ではありません)
ちなみに私は車好きですが、若い頃に赤いホイールを履ける勇気がありませんでした(T_T)。(←いくじなし?)
ではまた!