バンドブーム全盛期に学生だった自分は、兄の影響でフォークギター一直線。
BOOWYやBUCK-TICKを遠くに見ながら、長渕剛やさだまさしを日々練習していました(笑)。
フォークの曲をコピーしてみて思うのは、歌詞が「深い」曲が多いということです。(さだまさしは特に)
「時折思い出の中で
あなたは支えてください
私の人生の中では 私が主人公だと」
(主人公/さだまさし)
「泣けるね~(ToT)~~~!」
こうして部屋で一人涙を流して弾いていた暗い学生でした(*´Д`)。
ハタチ前後になると、アメリカンフォークにも視野を広げ、サイモン&ガーファンクル、ジョン・デンバー、ジェームズ・テイラー、キャロル・キングなどを聴いていました。
その中で出会ったのが、ジャニス・イアンでした。ジャニス・イアンは60年代~70年代にヒットしたシンガーソングライターで、一言でいうと「繊細な」歌詞、「せつない」歌い方が特徴のアーティストです。すごく感受性が強い方なのでしょう。
その中で自分のベストと言えるのは、「At Seventeen」、「Will You Dance?」、「Stars」、「You Are Love」ですね。
最近ふと思い出したのは、「Stars」の歌詞の中に、「ある人たちはとてもギターがうまい。私は彼らが演奏するのを一日中聴くことができた」というような歌詞があったことです。
「一日中ギターを演奏できるパワー」
私はすぐ指が痛くなる軟弱者です。一日中は弾けません。
ジャニスも当時、一日中弾くのは難しかったのでは?と思います。彼女は身長が150センチ台くらいだと思うし、手もそんなに大きくないと思います。それで、マーチンやテイラーのゴツイギターをずっと弾くのは大変だと思います。
調べてわかったのは、 サンタクルーズ・ギターという有名なギターメーカーで、「Ianis Ian」という小ぶりなギターを販売していました。彼女が実際に使用したモデルのようです。マーチンも彼女ために小ぶりのギターを開発したようです。
Janis Ian モデル/Santa Cruz Gutars
兄の考えは、やはりギタリストの考え方です。ライブや練習で長い時間弾くことが多い時に、なるべく体や指に負担にならず、それでいて音は妥協していない。欧米人に比べ体格が小さい日本人、または女性も弾き続けることができるギター。
こうしたギターが日本でも販売されてきたのは、女性も含めた日本のアコギ愛好家には朗報ではないでしょうか!
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久々にジャニス・イアンを聴いてみましたが、やはり、
「繊細」でイイですね!
「最近の若者もこんな曲を聴かんかい!」
と、最後は親父の定番ぼやきで締めたいと思います!
ではまた!!
Janis Ian - At Seventeen(Live)