最近、「大人の工場見学」「大人の社会科見学」といったキーワードを目にする機会が増えた。
要は“日本を知ろう”ということだ。
確かに、諸外国に比べて、日本人は自国のことを語れない(私も自信がない…)。
(もちろん宗教や歴史なども関係しているだろうけど)
工場や産業見学も良いが、私はぜひ、「地域見学」も積極的に実施して欲しいと思う。
周りの知人を見てて思うのだが、家庭や家族を持ち、初めて地域や会社外に目を向けるようになる。
そしてようやく地域の課題に気づき、地域活動に取り組み始めるのだ。
10代や大学生に対してもそうだが、もっと普段から地域に目を向ける機会が必要だと思っている。
そうすることで、社会に無関心なんてことも、「就職」がゴールなんて考え方も少しは変わるはずだ。
特に10代は世界が狭いため、1つの価値しか見いだせず、いじめや偏った考え方になってしまいがちだが、その大事な時期に地域と関わることで、視野が広がり、生き方が見えてくるのではないかと思う。
旅行会社や地元の自治体などによって、若い世代が地域と触れ合う機会がさらに増えると良いと思う。