子宮筋腫の手術を受けた話(7) | こはる日和

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重~い内容アリ、どうでもいい内容アリの、ただのストレス発散自己満ブログ。

 

※「こはる日和」は私の自己満・ストレス発散のためのブログです※

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。

続きです。

 

やっとの思いで朝7時を迎え

その瞬間すぐに飲む痛み止めをお願いし、飲みました。

まぁ、これもそう簡単には効いてくれないのですがチーン

 

時間の経過と痛み止めの効果か

少しずつ、少しずつマシになっていく痛み。

それでもそう簡単に痛みがなくなることはないので

動けないほどの痛みは暫く続きました。

 

この痛みも大変だったのですが、

それに加えて悩まされたのが、吐き気と下痢でした。

(汚い話ですみません・・・)

 

術後、吐き気と下痢の症状があり

食事を取ってもすぐに気分が悪くなって

上から下から出てしまいました。

気分が悪いので少ししか食べることができず、

さらにそれをすぐにもどしてしまうのです。

それでも頑張って出された食事は少しでも口にしていましたが。

水だけは飲んでも大丈夫だったのですが

食事のたびにもどしていたので

水分もきちんと取れていなかったかもしれません。

 

体調がまったく戻らないまま、手術をして数日が経過。

このままだと退院できないのでは・・・

と不安な日々を過ごしました。

お腹の傷は激痛だし、食べても吐いてしまうし。

この時は手術の経過が悪くこうなっているのだと考えていました。

担当の先生は毎日巡回に来てくださいますが

特に何か対策をしてくれるわけでもなく

私の様子を聞いて帰っていくだけでした。

なぜこういう状態に陥っているのかわからないといった様子でした。

 

 

この状態で数日経ったある日のこと。

私の様子を見かねた看護師さんが

「食事もほとんどできていないし、点滴でもしてみますか?

点滴の中身はポカリスエットのようなものなんですけど」

と声をかけてきました。

この状態が少しでも良くなるのかもしれないのなら、と

藁にもすがる思いでその点滴をお願いしました。

 

すぐに点滴を開始。

すると、あっという間に私の体は回復していったのです。

吐き気がなくなって食事も普通にできるようになり

それまでの症状が嘘のようでした。

その時、その看護師さんに言われました。

「水分はお水だけじゃなくて

ポカリスエットのようなものが良いですよ」

 

そう、私はおそらく「脱水症状」に陥っていたのでした。

特に先生方からそう言われたわけではないので

単なる私の考えではありますが

脱水症状だと思えば今までの状態に合点がいきます。

水じゃなくてポカリがいいって

どうして最初に教えてくれなかったんだろう!

もやもやしたものはありましたが

とにかくやっと謎の吐き気と下痢から解放されたのでした。

 

しかし病院の先生方は誰もこれに気付けなかったのだろうか…

と不思議でなりません。

あの時看護師さんが点滴を申し出てくれなければ

もっと大変なことになっていたかもしれません。

看護師さんは脱水症状だと気付いていたのかな?

 

その後は食事も普通にでき、術後の状態は良好で

予定通り退院することができました。

 

本当に本当に大変な経験をしました。

硬膜外麻酔を外された事、

手術当日の激痛で眠れなかった夜、

術後の体調不良(たぶん脱水症状)。

 

子宮筋腫については

取ったものの写真をもらいました。

(夫は手術直後にホンモノを見せてもらったそうですが)

最終的に11センチまで育っていたようです。

それと小さな筋腫も2つ、取られていました。

本当に小さな小さな筋腫で豆粒のようなサイズでした。

筋腫は再発率が高いようなので

あれから10年経った今

またお腹の中にできているかもしれません。

もし今できていたとしても

もう出産することもないでしょうから

よっぽどじゃなければ共存していく感じになると思います。

 

 

これで私の子宮筋腫の手術をしたお話は終わりになります。

長々と読んでいただきありがとうございました。

 

あ、ちなみに。

あの術後の激痛との闘いを

私はもう一度体験することになるのでした。

その話はまた別の機会に。