※「こはる日和」は私の自己満・ストレス発散のためのブログです※
今日も読んでいただきありがとうございます。
間が空いてしまいましたが
続きです。
手術当日にもかかわらず
アクシデントにより硬膜外麻酔を外されてしまった私。
お腹の傷の痛みは最高潮です。
今まで生きてきた中でこれ以上痛かった事はありません。
手術で切った痛みをそのまま感じている感覚でした。
今になって疑問に思いますが
あの時は本当に「痛み止め」がその硬膜外麻酔だけだったのか
それとも他にも何か別の痛み止めを点滴していたのか
さっぱり記憶にはありません。
点滴の管は体にジャラジャラとついていて何が何だかです。
そしてとにかく痛かった、ただそれだけです。
夜９時になり消灯時間となりましたが
とにかく傷が痛くて痛くて眠る事などできませんでした。
なんとも説明しがたいのですが
「痛い」と「熱い」を併せたような激痛。
燃えるように熱く、焼けるように痛い。
想像を絶する痛みです
しかも、私は腰が悪いので
ずっと仰向けで寝ていると腰が痛くなって辛いのですが
術後はずっと仰向けで寝ていたので
腰が痛くてたまらなくなってきました。
体を横に向けたい…
しかし脚には血栓防止のポンプが装着されており
お腹の焼けるような激痛に加え装着したポンプが邪魔して
うまく体を動かせません。てかそもそも痛くてちょっとも動けないし
手を伸ばしてベッド脇の手すりを掴み
腕の力のみで腰の片側を浮かすようにし
ほんの少しだけ体を斜めにするのが精一杯。
そして、時間が経つのが本当に本当に遅いこと…
激痛と闘いながら過ごす時間は遅々としてまったく進まず。
腰の痛みに耐えられず体を左右に動かしている内に
脚に装着しているポンプがズレて外れかけ、
そのこともものすごくストレスになりました。
看護師さんが見回りに来た時に直してくれましたが
またすぐズレてしまい、さらにイライラ。
点滴の管も体にジャラジャラと付いているので
それがまた更にストレスを募らせる原因となりました。
お腹の激痛、腰の痛み、ストレスが重なり、
こんなに長い夜は過ごした事がないというくらい
時間がものすごく長く感じました。
痛み止めが飲める朝７時までがこんなに長いなんて…
我慢できず
意を決して筋肉注射の痛み止めをお願いする事にしました。
過去に一度、筋肉注射をしてめちゃくちゃ痛かったので
本当ならもう二度と受けたくはなかったのですが
このお腹の激痛を少しでも和らげることができるのなら…と
藁にもすがる思いでお願いしたのでした。
案の定、筋肉注射はこれまた筆舌に尽くしがたいほど痛かった
しかし、しかし。
時間が経っても痛み止めの効果はまったく感じられず
お腹の激痛は１ミリたりとも変わらないままでした。
こんなことならあんなに痛い注射、受けなければ良かった…
と後悔しました。
長い、長い、長～～～～～～～～～～～～い、さらに長い夜を
一睡もできないままでしたが死ぬ思いでなんとか乗り切り
こんな感じで過ごしながらやっとのこと朝を迎えることができたのでした。
少しでも眠れたらこの激痛も感じずに済んだだろうに。
消灯の夜９時から朝７時までの１０時間は途方もなく長かった…
しかしこの激痛に加え
さらなる地獄がまだまだ続くこととなったのです。
（７）に続きます。