人生初の告白① | こはる日和

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自分の過去現在、家族の事、その他日常に起きたいろんな出来事を書き綴ります。
重~い内容アリ、どうでもいい内容アリの、ただのストレス発散自己満ブログ。

 

※「こはる日和」は私の自己満・ストレス発散のためのブログです※

 

 

私が高校生の頃、人生で初めて面と向かって「告白」をされました。

今日はそんなお話を。

 

 

高校生だったある日の事、シチュエーションは忘れてしまいましたが、

たぶん私が学校から帰宅している最中だったのではないかと思います。

いつものように家に向かって道を歩いていると、

突然背後からトントン、と肩を叩かれました。

ビックリして振り向くと、

なんと中学生の頃に同じクラスになった事のあるWくんでした。

 

え!?と思いつつ「Wくん?久しぶり」と言うと、

Wくんはニコニコしながら「ひさしぶり!」と返してきました。

そしてWくんは、中学卒業後も私の姿を時々見かけていた、と言いました。

しかしここで疑問が。

Wくんの家は私が通学で使っている電車の駅のすぐそばなので、

駅から離れて今私が歩いているこの道に彼がいるという事は

明らかに私の後をついてわざわざここまでやって来たという事。

(私の家まであと少しという場所でした)

 

頭の中が????となっていると、Wくんがこう言いました。

「あのさ、俺」

すごく緊張した面持ちです。

「中学の頃から好きでした!」

 

それを聞いて私まで緊張して体がこわばってしまいました。

だって生まれて初めてそんな事を言われたのです!

しかも、別に好きでもなんでもなかった男子から。

いや、どちらかというと、気が弱くて頼りなさそうだな~という印象で

いい人そうなのは伝わってきますが恋愛対象にはさっぱりならなかった人です。

 

私は頭がカラッポになってしまい、何も言えずに突っ立っていたのですが、

Wくんは慌てて「別に付き合って欲しいとかじゃないから!ごめんね」と言い、

じゃあね、と急いでその場を去って行ってしまったのでした。

突然の事だったので、私は「はぁ…」としか返事ができませんでした。

 

 

その当時はまだ携帯電話などという便利なものは普及していない時代です。

今のようにLINEやメールなどのツールを使ってお喋りするなどできませんでした。

なので電話をかけたい時は、家の電話にかけるしかなかったのです…

 

あの告白から数日後の夜、家の電話が鳴ったので母が電話を取りに行きました。

我が家の電話はリビングのドアを抜けて玄関横の棚にあったので

何をしゃべっているのかはドア越しでわかりませんでしたが、

母がイライラしながら「なんなの、あの子は!あんたに電話だよ。Wくん」

と言ってきました。

どうやら、電話を私に代わって欲しいと伝えるのに

ものすごく挙動不審な様子でどもるので、ものすごく時間がかかったようです滝汗

 

あの告白の後の電話です。

いったい何だろうと思い、急いで電話に出ました。

すると、こないだはごめん、という事と、

もしよかったら映画に行かないか、という話でした。

彼の事はまったく気になってもいなかったのですが

そのくらいならいいかな…という気持ちになり、OKの返事をしました。

 

これが男の子と2人だけで出掛ける、私の初デートなのでした。

 

長くなったので、次に続きます。