寧夏夜市で夕ご飯♪ | 旅するえみな

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  故郷定住08


旅はナナメ歩きが面白い

 

花蓮 加油!

がんばれ石川県!

 

台湾のご飯はやっぱり美味しかった!

 

 

茨城空港を午後3時の便で台湾へと出発した私たち。

19時過ぎには無事台北のホテルにチェックインできました。

 

やっと夕ご飯の時間だよだれ音符

いざ、お目当ての「寧夏夜市」へびっくりマーク

 

今や観光スポットとして外せないものの一つとなっている台湾の夜市。

ローカルグルメを味わったり、地元の人と触れ合ったり・・・

ガイドブックなどにも真っ先に紹介されていますよね。

 

日本ではあまり馴染みのない「夜市(ナイトマーケット)」という言葉ですが

実は、台湾だけでなくほかの中華圏や東南アジア

などでも広く使われている一般的な言葉なのだそうです。

私は今回初めてのアジア旅なのでそのあたり詳しくないのですが。

 

昼間は気温がとても高くて出歩きにくい、そんな熱帯地域では

日が落ちてしのぎやすくなってくる夕方から夜に行動する傾向になる、、、

だから夜市が栄える・・・とても自然な成り行きですね。

(最近は日本の夏も負けずに暑いよねー夜市システムいいかも♪)

 

また、台湾では共働きが多く、家にキッチンが無かったり、あっても小さかったりして

しかも屋台のご飯は安価。

そんなことから外食文化が盛んだというのもよく聞く話ですが

私には台湾人の知り合いはいないので実際の事情は分かりませんにっこり

 

バナナ

 

台北の3大夜市として「士林夜市」「饒河街観光夜市」とともに有名なのが

「寧夏夜市」。

 

実は私たちが宿泊しているホテルから徒歩5分くらいのところに

その寧夏夜市があります。

 

私たちはホテルから徒歩ですが、そうでない旅行者にもアクセスしやすいと思います。

MRT中山駅(淡水信義線・松山新店線)から南京西路を徒歩7分くらい。

MRT雙連駅(淡水信義線)から民生西路を徒歩7分くらい。

台鉄台北駅やMRT桃園空港線台北駅からも徒歩15分くらい。

 

直線300mちょっとの一本道に展開するコンパクトな夜市。

グルメ夜市ともいわれ、ご飯もの、スイーツ、果物、ドリンクなどを扱うお店が

100以上も軒を連ねているということです。

 

17:00くらいから始まり23:30~1:00くらいまで?営業しているようです。

定休日は無し?、月曜日?水曜日?

営業時間・定休日ともに情報にばらつきがあります。

お出かけの予定の方は最新情報を検索してください。

ちなみに私たちが訪れたときは月曜日は営業していました。

 

バナナ

 

南京西路側の入り口。私たちはこちらから入りました。

 

夜市開催時は歩行者天国になる、と聞いていましたが・・・

車が通ります。

お店の関係車両?それとも警備か何かの車?

 

南京西路側から入るとレトロゲームや玩具屋さんの屋台が軒を連ねていました。

 

 

少し行ったあたりから食べ物屋さんの屋台が多くなってきます。

ここは寧夏路の道路上ですが、この屋台の反対側には普段歩くための歩道があって

歩道に面して路面店が立ち並び、その多くが飲食店。

ひしめく屋台と路面店、地元の人、旅の人・・・

それらが全部一緒くたになって寧夏夜市の賑わいなのでした。

 

バナナ

 

さあ、台湾夜市デビューです。何食べましょうか音符

あたりはいい匂い。

こんな雰囲気が苦手な方や衛生面に神経質な方にはちょっとハードル高いでしょうか。

かく言う私だってそんなに得意とは言えないけど。

この時はそんなことすっかり忘れて屋台を物色してましたよだれ

(夫はこういうところ大好きで水を得た魚みたいになってましたニコニコ

 

まずはここ。

『圓環 邊蚵仔煎』

 

寧夏夜市名物の「牡蠣のオムレツ」で有名なお店です。

ミシュランビブグルマンも取得しているところ。

 

いつも行列必至だということですが今日は10組くらい。

お店の人のお客さん対応がとてもスムーズで、それほど待ったという感じがしないうちに

店内へと案内されました。

 

 

入り口で食べたいものをオーダーしてからお店の人の案内に従い席に着きます。

メニューには日本語の表記もあって分かりやすいニコニコ

 

 

オーダーを済ませたらこんな札を渡されました。

 

ほどなく注文の品が来ました。

まずは蚵仔煎(牡蠣のオムレツ)90NTD(約450円)

 

卵にさつまいもと片栗粉が混ぜ込まれている生地だそうです。

モチモチしていて癖になる食感。

小さめの牡蠣がたくさん入っていますが生臭い感じは全くなく、

上にかけられているドロッとした甘辛ソースとニンニクの風味が食欲をそそり

パクパク食べてしまいました。

思い出したらまた食べたくなってきたーよだれ

 

 

そしてもう一品

米糕(おこわ) 小/NTD35(約175円)

 

上に乗っているのは味付けされた豚肉のようです。

このおこわはとっても美味しかったですキラキラ

おこわと言っても日本のもち米のように粘り気はなく、サラッとしているのにモチモチ

という不思議にあとを引くような食感。

 

二品のどちらとも塩辛さは全く無く、素材のうまみが生かされた優しい味でした。

 

台湾の食堂や屋台のマナーには食べ終わったらサッと席を立つというのがあるようです。

いつまでも座り込んでおしゃべりはしない。。

 

会計は食後店を出る時に。

お支払いを済ませご機嫌でお店を後にしました。

 

バナナ

 

まだ一件目なのにそこそこお腹は満ちてきています。

でも、もうひと頑張りニヤリ

 

次にお邪魔したのがこちら

『馥陽鍋貼.水餃』

焼き餃子が美味しいと評判のお店です。

 

それにしてもすごい数の換気扇。。。暑いんだろうなー。

 

 

焼き餃子が美味しいって言うのに「周りの人が食べているから」と言い張り

夫が水餃子を注文。ま、いいか。

お会計は注文時にその場で支払いました。

思ったより大きい餃子が10個くらい載ったお皿がやってきました。

 

お店の人は「タレはココ。オイシイよ」と

店の前のカウンタテーブルを差して店内へと入っていきました。

(私たちは店の外の席にいます)

 

そうか好きなタレ自分で選ぶのか、皿はどれかなー?

これかしら?と、カウンター下に置いてあったやや大きめのお皿を

手にしようとした瞬間、背後から「NO!NO!」という声。

振り返れば相席にいたひとり飯の男の人。

ゼスチャーでカウンターの上の籠に重ねてある小さな醤油皿っぽいものを指さしています。

 

あ、そうか、と了解。

「謝謝」と言いましたが男の人はそれ以上何も言わず黙々と餃子を食べていました。

それにしても、いつどこから見てたんだろー?

台湾に来てまだ数時間だけど、何か困ったり戸惑ったりした時に、

絶妙のタイミングでどこかしらか必ず声が掛かる、という場面に何回も遭遇しました。

 

割り箸

 

餃子のたれは見たところ3種類くらいありました。

写真右のドロッとした方は甘辛ダレで食が進むお味。私はこれが美味しかったです。

餃子は皮が厚めでモッチモチ。ボリューム満点でした。

 

 

食べ始めてやや暫くした頃、

私にアドバイスしてくれた相席の男の人は食べ終わった様子で立ち上がりました。

 ん!?!?  テーブルの下でも、モソモソって何かが動く気配びっくりはてなマーク

なんと、テーブルの下に真っ黒いワンちゃんが黒いつぶらなお目目でこっちを見てます!

あまりにおとなしいので気がつかなかったーニコニコ

 

男の人が店の前に止めてあったバイクに跨ると

なんとワンちゃんも心得た様子でバイクに自分で乗りこみましたニコニコ

ここが僕の特等席だヨっとばかり。

呆気に取られている私たちをしり目にそのまま器用な二人乗り?で行ってしまいました。

台湾のバイク文化は有名ですが、もはやワンちゃんまでびっくりマーク

 

生ビール

 

あ!そうそうアルコールのお話をちょっと。

事前情報で台湾人は外食時に飲酒をすることはほとんど無い、ということは知っていました。

基本的にご飯を食べながらアルコールを飲む、という習慣はないそうです。

そもそも、飲酒率も低いそうです。

お酒を飲むのは正月、誕生会・結婚式などの記念日、接待の場など。

大学生なども友人同士で飲むということもほとんどなく

仕事帰りに一杯・・ということもないそうです。

 

そういえば夜市の席で

何本ものビール缶がテーブルに乗っているような様子には出会いませんでした。

 

さすがにビール大好き夫もそこはわきまえていたので

自らオーダーはしませんでしたが・・・

なんと!

この「馥陽鍋貼.水餃」さんで、席について餃子を待っていると

奥からおばさんの声が。

「ビールあるよ!」

その声に誘われて夫「一つくださーい飛び出すハート

 

というワケの台湾ビール爆笑

 

どうして絶妙のタイミングでビールの声が私たちに掛かったのか?

そのナゾを台湾旅の間じゅう、つらつら考えました。

 

1、何にもしゃべっていないのになぜか「日本人」と分かられてしまう汗うさぎ

2,日本人はご飯の時(特に夕ご飯)よくお酒を飲む、と周知されている

からなのかなあ、、と。

1の、なぜ日本人と分かるのか、についてはずっとナゾのままでしたが・・・・。

(帰国後ネットなどで検索してみたら、足が短い、服装の雰囲気・・などいろいろありましたW)

なんか、妙に納得爆  笑

 

ということで、台湾観光においでになる方は

そのあたりの空気感を何となく心の片隅に・・・にっこり

 

生ビール

 

この後『蓮飲料吧』というジュース屋さんで

サトウキビミルクジュースをいただきました。

やさしい自然の甘さでとっても美味しかったです。

(写真に写っているのは夫の手ねニコニコ

バナナ

 

時刻は22:30を回りました。

早寝早起きのわが家としてはすごーい夜更かしの気分爆  笑

ホテルに帰って早く寝なくちゃ!

 

 

きょうもよく歩きましたー二重丸

 

 

明日は龍山寺、九份のあたりにお出かけしたいと思います。

その様子は次回。

 

 

ご訪問ありがとうございました。   えみな