10月27日 210日目【月の沙漠をはるばると】 | 日本一周チャリ栗毛

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~止まるも進むも自分次第。自転車で日本一周を目指す男のブログ~
2013年10月30日に無事ゴール致しました。ご声援ありがとうございました!!
引き続きブログは続けますので、最後までどうぞ宜しくお願い致します_(._.)_ 

こんばんは!一ヶ月ぶりの更新です。
気付けば日本一周に旅立ったあの日から2年が経とうとしているんですね。おっと、こんな書き方だと未だ旅の道半ばのような感じになってしまいますが、もちろんゴールはとうにしているわけでして、1年間は慎ましく学生生活を送って参りました。

1年間の学生生活、つまり1年間の更新作業の有余がありながら、未だ完結の日を迎えていないとは、まったく見事なまでの物ぐさぶり……まあ、己の体たらくを省みるのはまたの機会として、先日3月25日、遂に私、大学を卒業致しました。祝!

流れた月日はかれこれ5年。
霞んでしまった記憶もあるけれども、学位記を受け取った今、振り返ってみれば踏みしめた足跡が確かに続いております。
こんな物くさ太郎でも卒業できるんですねぇ(*゚ー゚*)ハハハ
いやいや、この物くさ太郎が卒業できたのは他でもない恩師のおかげでござります。
休学を終えて夢と情熱の抜け殻となった僕に、親切に卒論指導をして下さった先生には感謝です。



遅くとも卒業までにはブログを完結させると宣言したようなしていないような気がしますが、結果はこの有り様……この記事含め、あと4日分残ってます( ̄ー ̄;
ゼミの先生にもそれとなくケツに鞭を入れられてますので、いい加減そろそろ、ね。
――とは言うものの!!4月から新生活が始まります。相変わらずの更新ペースとなることが予想されますが、どうか温かく、それでいて「さっさとしろや」と冷たい眼差しで見守って頂けたらと思います。


10月27日 210日目
スパ&リゾート九十九里 太陽の里にて清々しく起床。
「寝ころび処」という雑魚寝空間での一晩になりましたが、ネカフェで3日過ごした体にとっては、汗垢流せて伸びやかに過ごせるだけで十分な休養となりました。

寝ころび処の利用時間8時までぐうたら過ごしてから、スパ&リゾート九十九里 太陽の里を出発!
体調の回復に合わせて雨雲もすっかり退散したようだ。


朝飯を抜いて走る僕の前に現れたのは、救世主トライアル。


九州では散々お世話になりましたな。
九州と言えば、他にはドラッグストア・コスモス。
中にクリームの入ったミルフィーユメロンパンが大好物だったのを覚えてます。
北海道のセイコマと言い、その土地だけの店巡りも大切な旅の醍醐味のひとつです。

トライアルの激安菓子パンで腹を満たして、再び出発。
快調な身体と天気にルンルン気分で自転車を漕いでいると、突然


パシュウウウウウウウウウウッ!!!!



体調は回復しても、タイヤの方は随分お疲れだったらしい。
久々のサイクル日和の腰をパンクに折られたせいでやや不機嫌で修理にとりかかる。

ところが、修理キットを広げてびっくり仰天。
なんとゴム糊のチューブが劣化していて、大穴が空いていたのである。
ゴム糊はほぼ漏れ出て、かろうじて残っている糊も空気に触れていたためパーに。

つまり、修理ができない!!(;´д`)トホホ

追い打ちをかけたのはパンクした場所。
周りにサイクルショップはおろか、ゴム糊を売っているようなお店が一切ない。


こりゃー困った。
パッチはあるから最悪ゴム糊だけ手に入ればいいのだが……そうだ!バイク屋だ!
近くのバイク屋を検索検索。

やってきたのは3㎞先のバイク屋さん。
パンクした状態で走るのはバランスが取れず危険な上、ホイールを傷めるからやってはいけないのですが(荷物満載の自転車だとなおさら!)、空気ベコベコのチャリを3㎞押すのは骨が折れるんで乗ってしまいました。

かくかくしかじか事情を話してゴム糊をゲット。事なきを得る。
ただ、パンク車で下り坂を滑走するあの恐ろしさは今でも忘れません。


バイク屋さんの目と鼻の先には御宿という場所があります。

綺麗な海と砂浜が広がり、海水浴場で知られております。

この時期はあっちにサーファーこっちにサーファー。サーファーの独擅場でした。エネルギッシュ!!


未来のプロサーファー発見。







御宿は海水浴場の他に、童謡「月の沙漠」発祥の地としても有名。
砂丘に寄せては返す波音の中で綴られたんだそうな。
ちなみにこの歌に限っては「砂漠」ではなく「沙漠」と表記されているんですね、初めて知りました。

姫と王子の記念像。

俺はこの歌を聞くとどうしても、「ああ、冬だなあ……」としんみりしてしまう。
なぜなら、我が家近辺を巡回する灯油販売車がこの歌のオルゴールverを流しているからw


御宿を後にし、ここからは小さなトンネルが点在するコースを突っ走る。
鴨川シーワールドに後ろ髪を引かれながらも、「独りで行って堪るか」と華麗にスルー。
自分に言って聞かせたい。この期に及んで寂しいもクソもあるか、と。


さて、ここ最近の遅れを挽回するかのようにひた走っていると、いつしか薄暮に橙が差す。



この写真を撮っている傍で、子供を連れた母親たちが井戸端会議をしていました。
海など無い僕の地元では、公園や店先で井戸端会議に花を咲かせているのが日常風景なのですが、ここいらの人はこの風景がスタンダードなのだろうか。
砂浜に子供たちを放って母親たちが談笑に耽る風景は何だか心に響くものがありました。

それにしても、海辺の夕暮れは本当に美しいです。
辺りがすっぽりと闇に包まれるまでしっかりと見惚れてから、本日の寝床、道の駅「ちくら・潮風王国」に到着。

現在地から推測するに野宿をすることも今夜を入れてあと2回。
建物横にテントを設えてもいいのだが、最後ぐらいは野宿らしい野宿を。ということで、堤防のすぐ脇にテントを張り、潮騒を子守唄にしながら深い眠りへと沈んでいくのでありました。


出費3676円
Tm4:34
Dst87.92
Av19.2
Mx49.3