銀音 -381ページ目

晒してなんぼ我肉食男子也…ドックタグペンダントヘッド編

題名はなんとなく…気がノッタので^^;

前回リング編を書いたら皆様から温かい感想を頂けたので
今回はペンダントヘッドの銀音流ドックタグを紹介します
リング編と同じくコレも基本作業…
しかしこれらが上達すると色んな形を出せる事は間違いないと思います

まず銀板を用意…
ドックタグというのはサイズが様々でココから迷う

人間の肉眼というのは優れていて
意識してなくても0.3mm位の誤差は見切っています

そこでボクが当てはめた方式
黄金比率
×ことの1.618を当てはめる
このサイズは26mmの42.068mm
さすがに1/100mm単位は切り捨てて42mm

毎回ドックタグはこの方式を使ってます
狙って創るのは予想以上に難しいです…

厚みは2mm



この長方形に先端が針のコンパスでラインを引く(ケガク)



今回も刻印を打つのでマス目を引いて文字を記入



刻印後…この後サンドペーパーで引いた線などを消していきます
ペーパーをかけ過ぎると文字も消えてしまうので要注意…
もし薄れてしまったら二度打ちを…これもズレやすいのでさらに注意です
それと穴をあける点を打っとくといいでしょう



ハンド糸鋸で端を切り取ります
ここでもラインを狙って糸鋸を操作します



端をヤスリで滑らかにする



ここがまたポイントの曲面出し作業
幅2mmの厚みに傾く事無く平面を出す
さらに左右対称カーブが上下しないようにシンメトリーを狙う



穴をあけてバチカンをつけて
ペーパーヤスリ今回も#800から#2000までかけて
あとはハンドリューターで細かい研磨剤で鏡面をだす
銀は貴金属の中で一番鏡面率が高いので最上に磨きあげるとピカピカになります

赤ちゃんが産まれた記念に創った品物
右下に誕生石をセット



その他にチタンのタグ
チェーンからバチカンまで全てチタン
チタンを削れるようになれば銀が楽に感じます








blue moon


普段、満月は月に一度ですが、
今年は1月1日が満月で、今夜は1月2度目の満月です!
このような2度目の満月は『ブルームーン』と呼ばれることがあります。

本来は大気中のチリやガスの影響で月が青く見えることをブルームーン
と呼びましたが、ある雑誌の誤解により、ひと月のうち2回目の満月を
ブルームーンと呼ぶようになったとか。

そんな『ブルームーン』は
見ると幸せになるという言い伝えもあります!

来月2月は28日なので満月がなく(これも珍しいこと)
3月は1日と30日が満月になります。
ということで、3月30日は2度目の満月、『ブルームーン』です!

幸福が訪れるという『ブルームーン』ぜひ見てみてください

英語の言い回しで…
once in a blue moon
滅多にない…
例文を発見したのでコピペ…
自分的にはテキサスバーガーやポテトフライ食べ放題を
非難してる訳ではないですが

Health conscious people go to McDonald's once in a blue moon.
自分の健康に気をつけている人はめったにマクドナルドに行きません。

そのほか

blue blood=貴族
blue rose=奇跡

blueがつくと特殊な意味になるのですね…
他に知ってたら教えてねw




銀遊蝶金描写の扉
銀遊蝶金描写の扉

たまには書いてみる…リング制作手順など…

すこし気がノッタので書いてみたw

色々と制作方法がありますが…ここでは鍛造…銀の板から削って叩く作り方を説明

まずはリングにする銀板をサイズに合わせて糸鋸で切り
ノギスで測って0.1mm単位まで狂いが無いか確認
銀遊蝶金描写の扉

切り出した銀の板
銀遊蝶金描写の扉


接合面です
ここできっちりと平面がでてないとつなぎ目が汚く荒くなったり
サイズが合わなかったりするので要注意
銀遊蝶金描写の扉


今回はこの銀に文字を刻印するのでマス目をノギスで引く
銀遊蝶金描写の扉


打ち間違えないように文字を予め書くとなおいいです

銀遊蝶金描写の扉

ハンマーで刻印するので裏に傷がつかないようにテープで補足

銀遊蝶金描写の扉

刻印を打つ前に真鍮素材などで綺麗に打てるよう練習するといいでしょう…

銀遊蝶金描写の扉

本番の銀に刻印…こんな感じ…
打つと少し銀が伸びるのでまたノギスでチェックするといいでしょう

銀遊蝶金描写の扉

まずは軽くバーナーであぶって銀を柔らかくします…ナマスといいます
その後プライヤーで曲げていきます
このプライヤーは先端がプラスチックになっているので傷が入りにくいです
用意できない場合は布をあてたりするのがいいでしょう

銀遊蝶金描写の扉


このように万力を利用して少しずつ曲げていくのもありです

銀遊蝶金描写の扉


曲げた後…接合面がぴったりくるように糸鋸ですりあわせます
斜めに歯をいれてくのがコツ
結構難しいです…

銀遊蝶金描写の扉


綺麗に歯が通った画像
ピッタシいくとパチンと綺麗にはまります

銀遊蝶金描写の扉

なにしろ接合面を綺麗に仕上げるのもポイントの一つ
リューターポインタ等で念入りに…
画像は超硬というポイント…
これ一本で数千円する工具で高いです…

銀遊蝶金描写の扉

いよいよ溶接…ロウ付けといいます
接合面にフラックスという物を塗り
溶接材が溶けて流れやすくする為に塗りつけます…
バーナーであぶると溶け出します

銀遊蝶金描写の扉

うまくロウ付けができあがったら
今度はリングにする為に丸くします
芯がねとプラスチックハンマーか木槌を使います
ここでも傷が入らないように慎重に…

銀遊蝶金描写の扉


丸くなってリングになった銀
ここではまだ仕上げ無い状態

銀遊蝶金描写の扉

ヤスリで角を落として
ペーパーヤスリで#800から#2000までかけるといいでしょう…
その後ハンドリューターでプラスチックポイントから布バフで磨きあげます


銀遊蝶金描写の扉

完成w

銀遊蝶金描写の扉


諸々抜けている点がありますが興味ある方は気軽に質問してください~

次はドックタグ編でも書こうかな~