【株式会社ワイキューブ】
売上46億円、就職ランキング25位から、
民事再生までの軌跡。
薬学修士取得後、
起業することを目的に2008年にワイキューブに入社しました。
当時は市ヶ谷本社には、
バー、ワインセラー、ビリヤード、カフェがあり、
恵比寿支社には日本に二つしかないバカラの1500万円のシャンデリアがありました。
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●入社1年目 2008年
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年間300人の経営者の方にお会いして、
必死に経営を勉強しました。
年間売上約8000万円。
新人王受賞。
安田佳生直属部で新規事業も立ち上げました。
と、同時に売上は激減し、
若手社員が大量にいなくなりました。
同期がいなくなった日を僕は忘れません。
仲間を失った日の衝撃を忘れられません。
僕は
「仲間を守りきれる人間になりたい」そう強く思いました。
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●入社2,3年目 2009年、2010年
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採用事業が停滞し、
社運をかけた事業開発に社長直属で入りました。
起業までの3年間で一番語り合い、
一番一緒にいたのは安田さんでした。
お互い彼女よりも長い時間一緒にいましたね。
その後、九州にブランド案件が最も多くなり、
九州支社のブランド事業立ち上げに携わりました。
そして、
3年目の冬に事業撤退に伴い
自分の会社を作ることにしました。
僕の経営、事業の考え方は
安田佳生が根幹にあります。
今でも尊敬し、感謝しています。
成功して一緒に飲みに行く約束をしていました。
そして、2011年1月11日に
イノマルケティノ株式会社設立。
その矢先。
2011年3月30日。
ワイキューブ民事再生適応を聞きました。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3440.html
今の僕にはもう出来ることはありません。
「僕の最大の恩返しは、
田代大介が事業家として成功し、
ワイキューブ出身です。
安田佳生に経営を学びました。
そう、胸を張って言うことです。」