ビジネスの本質 | 神泉で働くイノマル社長のブログ

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イノマルコンサルティング代表取締役のブログです。

最近、創業と同時に深く痛感していることがあります。

ビジネスの原理についてです。

ビジネスの本質は、

【自分の提供するサービスで
どれだけお客様を喜ばせることができるか】


につきるなということです。


いやいや、めちゃくちゃ当たり前やん!
ってことなんですが、意外とできていなかったりします。



それは誰のためにビジネスしているの?ってことが多い。

●コンサルティング
コンサルティング出身ならば、その会社の経営の穴を見つけ出し
営業で受注し、机上では正しい戦略を作って納品終了。

これでは実はお客さんは満足しません。
正しいロジックはできたけど、何も生んでいない。

あるいは価格設定すらサービスの対価ではなく、
自分達本意の設定かも知れません。


●飲食店
繁盛店でやっている仕組みを導入。
お客様を出口までお見送りする、接客ポイントで●●な挨拶をする。

こうやって理屈的正しさや原価、回転率など運営目線になってしまうと
お客様はそういう部分を敏感に感じます。

果たしてそういうお店が流行るでしょうか?







コンサルティングならば、自分に提供できることを
楽しくて楽しくて仕方なくその会社の人間の様にサービス提供する。

飲食店ならば自分の好きな料理に喜んで欲しくて、
ご来店いただけるお客様に少しでも気持ち良くなっていただきたくて提供する。


自分の好きなことを仕事にして、
お客様に価値を提供し、その結果収益を上げていくことが
ビジネスの本質だと思うのです。





だけれども、僕達の多くはやってしまいます。
・まずは営業だ!!売って売ってお金を稼ごう。
・儲かるためにサービスが落ちてもこういう原価設定、回転率にしよう。
・ここにビジネスの不便があるからこういうロジックで提供しよう。

何のために誰に何を提供するサービスなのか?
儲けるための、○○にサービス。

収益は血液です。
なくては企業は存続できません。


しかし、お金だけをみてお客さんやサービス設計から営業なども
構築していくと必ず社会的意義を失っていくでしょう。



strong>そのサービスを積み重ねることで社会をどう変えたいのか?
目の前のお客さんに何を提供したいのか?





そういうビジネスの本質を忘れてはいけない。
アメリカのスタートアップは、自分の好きなこと、自分の欲しいサービスを
徹底して作りこんでローンチしていきます。

しかし、日本のスタートアップはどこか、
サービスを作りこむという概念よりもいかに売るか?いかに儲けるか?
という視点を強く感じるのです。

僕自身も営業出身、コンサル出身として創業期のサービスに
そういったことを感じますので、自分が社会に対して役にたてることを
積み重ねながら、好きなサービスをきちんと作りこんでお客様に喜んで
もらえるように頑張ろうと思います。