「誰に対する顔つきか?!」
これを意識して経営をすることが大切である。
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●例えば街の小さなお菓子屋さんやパン屋さん。
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おしゃれな顔つきにしようと大手企業のまねをする。
せっかく手作りで作っているのに、
大手の大量生産のように見えてしまう…。
しかしながら、
これは競合他社に顔を向けているがお客さんに顔を向けていない。
せっかくお客さんのために手作りで、
素材の味を生かして作っている商品をきちんとお客さんに伝えること。
お客さんを向くことが、ブランド経営の第一歩です。
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●例えば卸から小売への転身
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百貨店では物が売れなくなり、
食品メーカーもウェブや店舗で小売に転身しています。
しかし、今まではバイヤーに価値を伝える商品つくり、
パッケージですが、転身後は顧客を向かなければなりません。
なのにどうでしょう。
今までのパッケージで、そのまま小売をしている。
事業や流通チャネルを変更する
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対象顧客が変わる
↓
顔つきを変える必要がある。
要するに、
●誰に顔を向けるか
●どんな顔にするか
をきちんと設定することがブランド経営のコツです。