先日の名古屋ライブは楽しく演奏させていただいて嬉しかったです。
当初どうなるかと思っていたPAも途中から落ち着き、なんとかこなせる状況になったのは助かりました。
そこで今回のライブでの自分のベース(音)関連について気付いたことを少し。
ベースはここ最近使っているフェンダーのテレキャスターベース。
会場のベースアンプは『tc electoronic』という、まあ言うなればデジタル系のベーアンでした。
フロアに降りてPAスピーカーをみると、メーカーは忘れましたが、これまたいわゆるデジタル系でよく使われるスピーカーでした。
少し前に書きましたがボクのベースにはダダリオのスーパーライトゲージが張られていて、この弦は弾きやすいけど4弦が『ドーン』とこないんですね。
1弦から3弦まで調子良く鳴っていても4弦になると空振りしたような力の無い、4弦だけ気の抜けたバランスになってしまいます。
この4弦は95なので、じゃあ100とどれだけ違うのか、ってところですけど、100と105の違いを考えたら結構違うのかも、って思いますよね。
知ってか知らずか、最近はイコライザーペダルを使ってこの低域の補正をするような形になっています。
もう一つ、テレキャスターベースのvol.が、この個体は出力が強いのか、MAXにすると音が割れる(歪む)傾向にあって、ですので使う場合はvol.8くらいを目安に使うことにしています。
実際それでボクのリッケンバッカーのvol.をMAXにした場合と同じくらいの出力になります。
このことがどういう事なのかボクにはわかりませんけど、今そんな状態。
今回のベースアンプはPAさんによりますとDI経由でPAとアンプにパラレルで使っているとのことでしたので、ステージ上で余程大きな音を出さない限り、ベースアンプはどんなセッティングをしようと自由なわけです。
関係するのはベース本体のvol.とtoneなので前述のvol.8は守っています。
あと、このセッティングではイコライザーペダルも影響しますね。
しかし何にしろ
基本的な音が悪すぎる・・・
デジタル系でよく使われるこの手ののアンプやPAは実は高低域が出てなくて、上っ面だけの軽い音、アナログ人間にとっては品のない、安っぽい音だと感じました。
自分のアンプがいかに良いのかシミジミ思いましたよ。
ここはもう完全にモニターだと割り切って、この際イコライザーペダルもフルに使いながら音作りに専念しましたが、やはり今回の音作りは、かなり強敵でした。
そんなことから
テレキャスターベースのvol.
弦
ここですね、今後改善の余地があるのは
でね、今回、改善するって言っても、じゃあどうしたいんですか?ってなりますよね。
まあ、一番いいのはイコライザーペダルを使わなくても1弦から4弦までバランスの取れた音量で鳴ってくれれば、本当にこれがベストなんですけど、だからといって弦を太くしたいわけでもなくて、シンプルなところでそういうことをクリアしたいということになるんです。
ただテレキャスターベースのvol.については知識がないので、手の打ちようもありません。
弦は落ち着いたかに見えましたが、やはりここがキーポイントなので、もう一度トライしてみようと思います。
40〜100に戻すか、むしろ逆に95の4弦を生かして35〜95でやってみるかです。
これはベース云々や好みの問題ではなく、どの弦を使ってもこうなるはずなので、やはり今後のことを考えると、どちらかやってみる価値はあるかと。
フェンダー、リッケンバッカー双方に使えるのであれば尚良いのですが、ここはそれぞれベースの個性に合わせることも必要かも知れませんね。
ということで、しばらく考えて前述の『むしろ逆に95の4弦を生かして35〜95でやってみるかです。』をテレキャスターベースで実行してみることにしました。
イメージ的には、全部の弦が4弦並にテンションが緩くなるので、どの弦もが『ドーン』とこなくなり、それなりに大人しくバランスがとれて、出力も下がるだろうけど、それが逆に前述のテレキャスターベースのvol.問題にも良い結果を残すのではないかと。。。
一方のリッケンバッカーには40〜100で張ってみるつもりです。
こちらに上記のようなあまり細い弦ではせっかくのRicサウンドが台無しになりそうな気がします。
すでに今張ってる弦でそう思っていますので。。。
Ricにはやはり、40〜100のほうが合いそうな気がするんだよね。
例えライトゲージでもボクにとっては標準弦だし、購入以来いろいろ弦を変えてきましたが、購入直後から張っていたこの弦が結局一番良い音だったんだよね。
イメージではテレべとRicどちらも出来上がっているんですけど、まあこればかりはやってみないと。
テレべの
エクストラスーパーライト!!
これが吉と出るか凶と出るか
つぎの休日はゆっくり弦交換です。