先日演奏に使ったベースはプレベでした。
余裕カマしてる状況じゃないぶっつけ本番のベースはやはりプレべ。
リッケンバッカーはボクにとってまだ使い慣れていないベースなんだと思っています。
2ピックアップでそれぞれのVol,Toneがあって音作りのコントロールも難しいし、ピックアップカバーの位置だったり、まだまだ自分のものになっていない気がしているんです。
『弾かされている』感があるんですね。
その点プレベは、、、(使ったプレベは近年購入したものですが)、プレベ自体は若い頃から使っていて音作りのコントロールはもう知り尽くしているので、そもそも1ピックアップだし、トーンコントロールも状況に応じてどの位置にすればいいのか、すぐに分かります。
プレベの音がまたいいんですよね!
大昔、ボクが中学生の頃、日本だけだったのかも知れませんがベースなんか1ピックアップ(当時は1マイクと言っていました)で十分だ!と言われていて、しかし、当時は実際そんなベースが多かったのも確かですから、強ち日本だけではなかったのかも知れません。
その魂が今も受け継がれ、1ピックアップのプレベは今も健在ですが、加えてピックアップの良さや位置も音の良さに繋がっているのだと思います。
今回、現場では音作りもすぐに出来たし、『やっぱいい音だな〜』と思いながら弾いてもいました。
ベースに気を取られることもなく、いただいた譜面に集中できたので、やはりプレベで正解だったんだと思いました。
このプレベは初の現場投入となりますが、それまで何度となく調整を繰り返し、特に最近では非常に良いコンディションになっていたベースでした。
部屋で弾いていても早くどこかへ持ち込みたいと思っていたので、ほんとに嬉しかった!
さて、ボクのもう1本のベース、コロナドベースもプレベと同じように、暇をみては調整を続けています。
こちらは現在ブラックナイロン弦を張っていますので、ショートスケールでさらに緩いテンションとなって、なかなか難しい調整となりますが、いつでも現場で使えるようにするつもりです。
ただ、自分の中でのコロナドベースは使う現場が限られてくるんじゃないか、あるいは勝手にそんなイメージを持っているので、今のところどんな場面でも使うという気持ちになれないのが難点ですね。
このベースの似合う場所で使う、ということでしょうか。。。