6月4日の記事で弦とピックアップのクリアランスについて書きました。
あまりに近いとピックアップの磁力が弦に影響して、音程が不安定になることがあると。
ちょっと自分で思っていたよりも推奨クリアランスが広かったので、自分のベースを一斉に調べて調整しました。
その中でボクのプレベ
フェンダーは昔からピックアップの高さ調整はキッチリできないことになっていて、しかもボクのプレベは買ったばかりなのにすでにオカシイ・・・
ピックアップの高さを調査するのは両端に付いているネジを締めると下がり、緩めると上がる
はず
ですが、そこはフェンダー、緩めてもピックアップは上がらずネジだけが上がる(笑)
というのは、普通上げ下げにはバネを使っていると思いきや、フェンダーでは硬質のスポンジが使われています。
スポンジの弾力で上げ下げ、っていずれ劣化するのわかりそうなモンだけど。
ほんとね、今時、こんないい加減なのはフェンダーくらいですよ!
ボクのプレベも新しいのに、ネジを緩めたらネジだけ上がった。
もうスポンジが劣化してるの!?
仕方ないからピックアップの下に敷いてあるスポンジを少し分厚いものに交換すればいいかなと、ホームセンターで30mm厚の硬質スポンジを買ってきました。
ピックアップの下に貼ってあるスポンジは25mmだったので、これ以上は分厚くないとクッションが効かなくなると思い、30mmにしておきました。
ピックアップを外すと・・・
ここって、昔からコイルが巻いてある芯とカバーが分離していましたっけ?
確か、一体物だった気がするんだよね。
で
気になったのは見づらいけどピックアップがある場所のさらに下に青い楕円形の凹み。
バーコードが付いている部分です。
何でここに穴があるのかわかりませんが、よく見ると案外深くエグってあって、その深さ3mm。
結局、ボクのピックアップの高さ調整が出来ないのは、この凹みのせいだと判明しました。
ピックアップに貼ってあるスポンジは25mmで一定の厚さがあるんですけど、この凹みにピックアップの片側がハマってしまうのでその付近だけはスポンジが効かなくなるんですね。
その穴の位置関係で高さ調節も上手くいかないし、下の画像のように斜めに傾いてしまいます。
ここは意を決して、普通だったら自分で開けたりしないピックガードを外し、原因をしっかり見極め、対処方法を決めようと思いました。
しかし、この楕円の穴、なんですかね。
よく見ると全然場違いなところにも一つ穴があいています、何だろこれ、スイッチを増設するための穴か?
いろいろ考えて、やはりこの穴を埋めて底を平らにしないと解決しない、という結論に達しました。
ということで、20mmのプラスチック板を発見したのでこれを切って穴を塞ぎました。
このおかげで、買ってきた硬質のスポンジを使うことなく、ピックアップを取り付けできました。
少しだけピックアップが傾いているのは、ネジの仕込みが90度じゃないから(笑)
ただ、確認していませんが、2つあるピックアップのうち、1~2弦用のピックアップが180度間違えている可能性があります。。。
間違えているかどうかもわかりません。
位相がズレるのかな~
逆か?
スレているのを戻してししまったのか?
今度はせっかく買った硬質スポンジをピックアップに合わせてカットして、楕円の穴もあと1mmだけ埋めようと思います。