2021年8月生産分からRicのフィンガーボード(指板)がオイルフィニッシュ、つまり一般的に存在するギターやベースのフィンガーボードと同じ仕上がりになったという情報が流れて、ついにそのモデルが市場に出始めました。
やっちゃったねRic!
賛否両論あっても賛成意見が多かった、ということで理解していいのか、実はコストダウンを図っただけなのか。。。
ボクのRicは7月購入で、2021年8月以前の生産分となりますのでフィンガーボードはグロスフィニッシュ。
つまりグロスフィニッシュの最終モデルということになります。
言わば『間一髪』だったわけです。
何という幸運!
グロスフィニッシュのフィンガーボードについては賛否両論と書きましたが、ボクはグロスフィニッシュでこそRickenbacker!という派。
確かにリフレット、指板にアイロン、指板削り、etc. メンテナンスに不便なことはあります。
一方で湿気に強いという面もあるんですが、そんなことより、グロスフィニッシュされたフィンガーボードで弾く感触こそがRicを弾いていることの証であって、他のどのメーカーにもそんなフィニッシュの楽器はありません。
『音』についても当然違いはあるわけですが、そのことについては人それぞれ好みなので触れないでおきます。
要するにRicの魅力が半減しちゃった!
と思っているんです。
Rickenbacke社はスチールギターに始まってホースシューピックアップを作ったり、ベースにも6個のポールピースを持つギター用のピックアップを流用したり、グロスフィニッシュのフィンガーボードだったりと独特の個性が逆に魅力的だったわけですが、そうやって少しづつ『普通』の楽器になっていくことで、結局、フェンダーやギブソンのように何の魅力もないメーカーになってしまうと危惧しているんですがね。。。
頑固にRicらしさを貫いてほしかったなって。
ちなみに
立憲民主くん
こちらの路線に走るのかは不明(笑)