YAMAHA SB2Aに張っていた弦はghsのハーフラウンドでした。
特にコレと決めていたわけではなく、購入時に張ってあった弦がghsハーフラウンドだったわけで、まあナカナカ相性も良さそうだったので、使っていました。
しかし、不満もあって、弦全体のバランスから言えば4弦が少し細く、そのまま4弦だけ音がユルい感じになっています。
実はベースにとって4弦の鳴りは重要でして、4弦がズシンと鳴るかどうかでほぼほぼ決まってしまうと思っているくらいのキモであります。
それでも、ミディアムスケールのベース弦って、ロングスケールに比べて種類が少ないので、探してみましたが、あまり気に入った弦もなく、仕方なくそのまま使っていたわけです。
できたら、フラット弦でゲージが細い弦。
50年も前のベースにはやっぱフラット弦が似合うんだよね。
それってちょうどLa BellaのHofner弦ジャン!!
でもな~、Hofnerはショートスケールだしなぁ~
39~96はフラット弦でもかなり細いからネックの負担も少ないだろうし、この弦は何と言っても弦のバランスがいいんだよね、本当はこんな弦がベストなんだよなぁ~
みたいなことは考えていましたが、スケールが違うということで候補からは除外されていました。
話変わって明日はリハーサルです。
今回こそ弦を何とかしておきたいと思って、やはり頭を過るのはLa Bellaの弦。
あれ?
待てよ・・・
Hofnerはショートスケールだけど、ブリッジからブランコテールピースまでの距離もあるジャン!
案外ミディアムスケールでもイケるんジャネ!?
合わないことを覚悟でLa Bellaのパッケージを開け、先ずはこの弦さえ合えば他は大丈夫という1弦に当ててみました。
おお!!
ナント、ピッタリ!
やっぱりテールピースまでの分、長く設計されていたんですね。
それどころか、ポストに巻く部分は有り余るくらいです。
ポストに巻くのは2回半から3回くらいを予定して、ポストから9㎝で弦をカットしました。
よっしゃ!
これで決まりました、1弦が合えば他の弦は問題ありません。
そのまま弦を全部張り替えました。
フラット弦とは言え39~96の細いショートスケール弦ですから、Hofnerのようなテンションになるかと思いきや、YAMAHAはミディアムスケールですからね、ソコソコのテンション感も出て、 正にちょうどいい感じ。
さっそく部屋のALBITで鳴らしてみると、いいですねフラット弦は。
さらにミュートを調整して、少し音を詰まらせ、古臭い音にしてみました。
なんか、長い間の懸念が呆気なく片付いた感じで、もっと早く気付くべきでした。。。
やっぱりね、ボクらフラット弦の世代だから、すごく自然な状態に戻ったような気がするし、逆に新鮮さも感じますね。
明日のリハーサルではちょっと考えているイコライザーの調整も試してみます。
いい音出るかな?