
ブランドはYAMAHAですが、形といい、使われている生地も当時の『ソフトケース』そのもの。
これもオークションで落札したものですが、商品説明にも70年代のものだと書いてありました。
これでキルティングになっていたら完璧なんだけどな・・・
まあ、今のギグバッグとは比べものにならないくらいの貧弱さですが、当時はソフトケースで持ち歩く以上、ある程度のリスクは覚悟の上でしたからね。
それでも四角くて重いハードケースで持ち歩くよりは楽でしたので、たとえハードケースにある『Fender』のロゴを失ったとしてもソフトケースは有難かったですね。

このようにエンドピン辺りの仕様が当時はまだ考えられておらず、このタイプのソフトケースを使い続けると、エンドピンが当たる部分のファスナーが潰れてしまい、これ以上ファスナーを進めることが出来なくなります。
最悪の場合、開いたまま潰れてしまい、閉まらなくなって、エンドピンは出たままだったりファスナーが使えなくなったりします。
さらに本体のエンドピンはボディにメリ込んでいくんですね。
確か、当時はPBを使っていましたが、ソフトケースは何回か買った覚えがあります。
エンドピンは当然ボディにメリ込んできて、時々ピンのネジを締めていたと思います。
そんな思い出のある当時のソフトケースなんですが、ELKのベースにはiGiGのような最新鋭のギグバッグはどう考えてもヘンだし、使いたくないんですね。
本体もケースもタイムスリップしたかのような見た目になっていてこそ、ボクにとっては意味があるんです。
ELKのソフトケースがあったら良かったんだけど、どうだったのか全くわかりません。
ELKのソフトケースなんて見たこともないし、あったとしてもここまで古いとオークションに出てくることはないんだろうな~
YAMAHAにやたら縁があるなと思っていますが、たぶん普通だったら見過ごすところをYAMAHAの文字を見つけると一瞬目を止めてしまうので、むしろ自分から縁を作っている?(笑)
ELKのベースにYAMAHAのソフトケースだけど、まあ雰囲気が出れば。。。