意外なカメラ屋さんを発見 | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

前回の記事では書ききれなかったので、追加記事となります。

Nikon New FM2を売却する際、どこで売ろうか考えました。
先日、コースケさんと行ったS宝カメラへ持ち込むつもりだったのですが、それだと都内まで出掛けないといけないわけで、わざわざ出掛けるのも面倒くさいな。。。

どうせ売るなら高く売れた方がいいんですけど、先ずは果たして、いくら位で売れるのだろうと。

ネットで『カメラ買取』とかで検索してみましたが、待てよ、近所にないのかな?
ということで『カメラ買取 相模原』で検索してみました。

まあ、カメラの買取と言っても、およそ相場は決まっているだろうから、極端な金額の差は出ないんじゃないか、だったら近所で持ち込んだ方が楽か・・・

で、探してみると何件かヒットするんですね、あるんですよ地元にも(笑)

その中からHPを見て、繁盛してそうなお店を探して、同じ市内でもちょっと遠いお店2件には査定額を知らせてもらうようにしました。
あと2件はウチからも近くて、1件はHPもしっかりしていたので、これは大丈夫だなと。
もう1件はHPがあるのだけど、イマドキこんなHPはないだろ、古すぎ!というもので、中のカテゴリーに飛んでみると、何と字が化けてるし!
怪しいぞ!!(笑)

じゃあ、近いから行くだけ行ってみて、金額だけでも聞いてみるか、もし納得できる金額だったらそのまま売却しちゃおうって、そう思って出掛けたんですね。
1件目のお店から2件目のお店まではなんとクルマで5~6分の距離にあって、でも怪しい方のお店には行く気がしなかったので、とにかくしっかりしたHPのお店を目当てに行きました。

しかし

あるはずの場所にそれらしきお店がない!

この辺はよく通るところなので、そう言えばカメラ屋さんは見たことなかったなと。
仕方ないので、周辺のコインパークへ停めて電話しました。

『お掛けになった電話番号は現在使われていないか・・・』

はあ?

なんだ、そうか・・・やっぱりな。。。

え?じゃあ・・・怪しいお店に行ってみる?(笑)

いちおう、電話しましたよ、コッチこそ、もうやってない可能性があるし。

しかし、電話は繋がりました、でも電話に出たオヤジ(わかる!)が、ぶっきら棒な応対で、ますます怪しい。
せっかく来たのだから、近いし行ってみるか!本当に怪しいお店だったら素通りしよう(笑)

そして、ここは相模原でも『西門』と呼ばれる商店街。

さて、近くのコインパークにクルマを停めたところで、その怪しいお店を探そうと思ったら、道路を渡ったところにありました。

あれ?立派なお店じゃん!

店内にはワクワクするようなカメラや機材がたくさん並べられており、オジサンが一人ポツンと。
『いらっしゃい』でもなく、カメラを売却したい旨伝えると、どうぞと。。。

このお店、昔からあるんですよきっと。
この商店街は戦後、米軍の総合補給廠の正門前に出来た商店街なんですが、このオジサンは二代目店主って感じで、ずっと一人でやってたんじゃないかな。
もうオジサンだから、HPはあるけど昔のままなんだろうし、HPをメンテするわけないか・・・

予想外のお店にビックリして、さっそくNikon New FM2を見せると、簡単にチェックして資料を取り出し、ちょっと待ってねと。
その間、ボクは店内を物色。
蛇腹のメチャクチャ古いカメラから部品まで、でもデジカメは置いてない。。。

で、結果が出たところで買取金額を教えてくれました。
ここでは言わないけど、『え?いいんですか?』という位の高額査定値。
『綺麗に使ってるから』だそうです。
わかってらっしゃる(笑)

オジサンとしばらく会話してホクホクで帰りました。

夜になって、査定値を問い合わせていた2件からメールが来ました。

もう売っちゃったからいいけど、ちょっと気になりますよね(笑)
1件目の査定値はなんと先ほどのお店の約半値。。。
2件目もその金額にちょっとだけ色を付けた程度。

いやいや、良かったと言うのか危なかったと言うべきか。
一番怪しいと思っていた所が、結果的には良心的で老舗のお店だったわけで、ネットで立派なHP構えている所がすでに潰れていたりして、わかんないものですね。

いい勉強したな。
行ってみないとわからないってことです。

でも、いいお店見つけちゃった!