カセットテープをほとんど処分したのは、もう10年近く前だったんですね。。。
この頃からカセットテープのデジタル化のことが気になっていて、CDにしたかったけど、結局どうしたらいいのかわからないまま、先ずはカセットデッキを買ってしまいました(笑)
しかしこれでカセットテープも聴ける状態になっているわけで、とりあえずの不便はなくなっています。
それでもデジタル化については相変わらず気になっているのも確かで、ウォークマンみたいな変換機を見つけると、値段も安いしこれは楽に出来そうだって思ったりしていますが、現実的なことを考えてみると、このタイプの変換機を使うには問題があったことに気付きました。
それはカセットテープの速度の問題・・・
70年代では、カセットデッキやラジカセのテープスピードが統一されていたのかどうか甚だ疑問でありまして、メーカーによって、あるいは値段によって速度が違っていたことは事実です。
実際には、そのデッキなりラジカセで録音した音楽を、そのままの機器で再生するのであれば問題はないのですが、問題はそのカセットテープを違うメーカーだったり違う機種で再生すると、テープスピードが違っているので全部が早くなったり遅くなったりした経験が何度もあります。
いわゆるオーディオ的なカセットデッキ同士ではその差はほとんどわからない程度でしたが、当時のラジカセとなると、それはもういい加減なテープスピードのものが多くて、ほとんどが遅いんです。
遅く録音されたカセットテープを自宅のカセットデッキで再生すると、MCなんかすごく早口で喋っていて、早送りか!?って(笑)
幸い、ボクのカセットデッキはスピード調整ができる機種になっていて、そんなテープでもスピードを落として正常なスピードで聴くことができるようになっています。
当時、テープスピード調整機能の付かないデッキでは、この問題が解決できずに困ったものでした。
誰かにダビングを頼んでも、そんなことだからキーの確認も出来なかったし、ちゃんとしたテンポもわからなかった。。。
ということは、ウォークマン型のデジタル変換機はスピードコントロールが付いていないでしょうから、早いまま変換されちゃうってことになりますよね。
だめだ・・・
カセットテープをデジタル変換するにしても、ボクのデッキでテープを走らせないといけないことになります。
RCAピンジャックかヘッドホン端子しか付いていないわけだから、その接続から変換するモノ・・・
知らないし(笑)
と言うか、もういいジャン!って思ってきました。
カセットテープでそのまま聴けばいい話です。
ダビングしたって音が良くなるわけないし。。。
アナログの音を楽しんだ方がいいかなって。