3個目のフードはまだだけど・・・ | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

二眼レフのフード、2個とも失敗しました。

フードだけで何週間か、引っ張ってますね~(笑)
難しいもんです、何の知識もないのに揃えようとするのは。
でも、おかげで少しずつわかってきた気がしますよ。

1つはヤフオクでWaltzのフードを入札して、誰も入札しないまま開始価格で落札してしまいました。
もう1つはこの入札中にネットで見つけた樹脂製のフードで、こちらは現行品として今も販売されています。

最初に到着したのは樹脂製のフードで、通販で見つけたときは安いし、これもいいじゃん!!って思ってヤフオク入札中にも係わらず購入してしまいました。
ヤフオクがあまりに高値になって落札できなかった場合を考えて、フードを担保する意味で手に入れたのですが、到着後取り付けてみると・・・

ネットの画像では3ヶ所に凸凹が見えたので、バヨネットだと信じていたのに、よく見たらちょっと違う!?
フードには3ヶ所凸部分が付いているだけで、実際はレンズ外側の凹部分に差し込むだけのフードでした。

たしかに装着できますが、フードを差し込んで抜けないのは樹脂の弾力を利用しているからであって、使っているうちにユルユルになりそうな気がします。

これで使えると言えるのかどうか・・・

そうなると、やはりWaltzのフードしかない!

で、それも先ほど到着しまして、さっそく取り付け。。。

ゲッ!

デカい!

形も純正のままだし、バヨネットになっているし、まったく疑っても見なかったのでしたが、そもそもの口径が合わない。

意外でしたね~、これサイズあったんだ・・・
誰も入札しないのもわかってきた(笑)
二眼レフのレンズって全部同じ規格で同じ大きさなんだと思ってたんだけど。

考えたらそんなわけないか(笑)

じゃあ、ミノルタオートコードに合うフードの規格はナンなんだ!?
レンズフィルターみたいに装着するなら何㎜口径とかあるでしょうけど、レンズの周囲にある3ヶ所の凸にバヨネットで取り付けるわけだから、どういう規格って言うの?
フードの外径って言ったって、フードは角型だし・・・

調べたら、BAY1、BAY2、BAY3規格があるらしくて、ミノルタオートコードにはBAY1の規格が当てはまると。。。
ローライなどこの規格のものが多いようです。
BAY1内周の規格はB30と呼ばれ市販のレンズフィルターが装着できる

・・・と書いてあった。。。

まあ、とにかくBAY1規格のレンズフードでなければいけなかったんですね。

BAY1ってナンダ(笑)

とにかく、BAY1だとわかったので、あらためてフード探しです。

これまで、『ミノルタオートコードフード』や『二眼レフフード』なんかで検索して、ヤフオクでも同様にフードと言ってもいろんなジャンルに跨って出てきますから、けっこう捜索範囲は広かったんです。
今回は『BAY1』を検索に入れて探してみました。

ありますね~

ここに出てくるフードであればボクのオートコードに規格が合うわけですね。

やっと、捕まえたぞ(笑)

ローライのフードが多く出てきますが、ローライとなるとフードだけでも万単位になってしまって、はじめから対象外。
それ以外のメーカーで調達することにします。
WaltzやKenko、TUBASA、TOWAと言ったメーカーですと、価格もお手頃ですね。
もう、それでいい!!

純正は諦めた!!(笑)

さてさて、これまでにWaltzのフード、樹脂性のフード、さらにはOLYMPUS Pen-Dのラバーフードと失敗してますので、安く買ったとは言え、ド~なのよ(笑)

ということではありますが
あとは二眼レフのフードを手に入れればミッションコンプリート!となりまして、その段階でもよかったんですけど、一先ず3台のフィルムカメラをデジイチで撮りました。

さっそく問題のミノルタオートコードのフードから



ご覧のように2本のフードは大きさが違いまして(笑)、樹脂製の方はバヨネットになっていないんです。
Waltzのフードはこのままお蔵入り・・・



取り付けるとこのようになりますが、ギュッと差し込んであるだけ・・・
フードの内側も樹脂のままなので、つや消しにするとか光の反射を防がなくて大丈夫なの?

オリンパスペンのラバーフードはこんなに傘が大きくて、ファインダーが半分ケラれます(笑)



そこで、やはり純正しかないと手に入れたのがコレ。



これはレンズの外側をフードでカバーし、ボルトで固定するタイプです。
フードの縁が一部切り欠きされていますが、これもファインダーがケラれるのを防ぐためのもので、レンズとファインダーが接近しているため、この程度のフードでもケラれてしまうんですね。

そしてNew FM2ですが、まあこれは純正フードですし、上の2台に比べたら最近のカメラですので、何の問題もなく手に入りました。



ボディ下部にカバーをしていますが、これは純正ケースを購入したんですけど、レンズの長さが合わず、蓋の部分は使えず土台の部分だけ使ってます、まあ保護になるし、ちょうど良かったかなと。
あとはレリーズボタンも取り付けております。

3台並べてみました。



どれも茶系のストラップにこだわり、取り付けています。
二眼レフ以外の2台はナンダカンダで操作方法は慣れて?いますが、やはり二眼レフは操作も含めて考えながらですので、部屋で遊ぶのは最近ではこればかり・・・

二眼レフって時間が経つにつれ、だんだん愛着が沸いてくるというか、すごく魅力あるカメラだとわかってきました。
一眼レフやレンジファインダーのカメラなんかと、根本的な形が違うし、構え方も違うでしょ。
そのおかげで、被写体をカメラマンとカメラが一体になって直接狙うようなことにならず、何と言えばいいのかカメラマンの視線は下向きなんですもんね(笑)
普通のカメラだと、ファインダーから直接目の前の光景を見ていますが、二眼レフは鏡のように左右が逆になった光景を、すりガラス越しに見ているんですもんね。
このファインダーの中がすごく綺麗なんです、まるで絵のように見えていまして、二眼レフの大きな魅力だと思っています。
カメラマンもファインダーを離れて見てるわけで、カメラは中間にいる感じなのかな。
人物なんか撮影する時には写される側からすれば、狙われている感じがしないので、緊張感という意味では違ってくるでしょうね。

実際当時の人たちがどう思って使っていたのかは知りませんし、今のカメラと比較してしまうからそう感じるのかも知りませんが、二眼レフがこんなに魅力的なカメラだったとは・・・

さて、ボクの勉強不足から二眼レフのフードは2回も失敗しましたが、知らない規格だったり今のカメラ知識だけではわからなかったこともたくさんあって、操作も楽しめるし、カメラの歴史も勉強できる、これは貴重な材料だと思いました。

ボクの二眼レフでさえ、すでに60年ですもん、そこ考えないと・・・

今度こそ、フードをキッチリ手に入れますよ!!