部屋を片付け元通りに戻した後、レコードをかけてゆっくりするつもりでした。
ちょっと音の確認もしたかったので、懐かしいザ・ヘッドハンターズ

を出してきて、鳴らしてみました。
おお!いいね~
ポール・ジャクソン、相当強いピッキング・・・ん?
なんか、ノイズが乗ってない?
あらら、接続悪かったかな?って思いながらラックに近づくとスピーカーの音が直接聴こえてしまうんですが、明らかにノイズです。
接続を調べても特に問題はなく、一旦針を上げて無音接続状態でアンプのボリュームを上げてみます。
音量を上げるとブーンという、もはやノイズというかハムノイズのような音。
どした!?
経路を辿っていくと、途中にMCカートリッヂ用の昇圧トランスを咬ませてあるんですけど

それを持つとノイズが変わりました。
さらに、アース線を付けたり外したりするとさらにノイズのレベルが変化します。
昇圧トランスか~!
結構長く使っているけど、他の機材はもっと古いわけだし、本当にトランスなのか他の原因があるかも知れないので、いろいろやってみました。
先ず、昇圧トランスを外し、レコードプレーヤーから直接phono端子に接続。
この場合ノイズはありません。
じゃあ、やっぱりトランスだったのかと思いながらも、待てよYAMAHAのアンプに接続したらどうだろう、ということで昇圧トランスを付けてYAMAHAのアンプへ接続。
ノイズがありません・・・
え?どういうこと?
そのままレコードも鳴らしてみましたが、こちらはBOSEのスピーカーが接続されてはいますが、正常に鳴っているようです。
確認のためにTrioのアンプではフォノ端子以外のAUXへ繋いでみたりしたんですけど、特に異常はなさそう。
フォノ端子では昇圧トランスを外した状態でノイズが出ないのであれば、やはりコレが原因なのかも知れませんが、じゃあなんでYAMAHAのアンプに繋いでも平気なのか、そのあたりよくわかりません。
昇圧トランスを付けたままだと、Trioのフォノ端子だけノイズが乗ることになります。
そうすると、Trio側に問題があるんじゃないか!?とも思えてきます。
これまで、YAMAHAで鳴らしていたときは何ともなかったわけだし。
こんなとき、電気のことがわからないから、どうすることもできません。
昇圧トランスが問題なら新しく交換すればいいのですが、アンプそのものに問題があるのだとしたら・・・
再び中古の同じアンプを探すか、修理するかですね。
でもね、中古を探すといっても40年も前のアンプですからね、何の保証もないので今のアンプのように3度も買ってやっと、みたいなことになってきますよね。
もし、アンプだったら今度はメンテナンスを兼ねて一度修理したいな~。。。
修理と言えば、故障して以来もう20年くらい使っていないMUSICAL FIDELITYのA1というアンプがあって、これもいつか修理しないと・・・思っているのですが、この際2台ともヤルか!?
MUSICAL FIDELITYのA1はいいアンプでした。

こちらはA級動作の、もう有名なアンプなので説明の必要もないでしょうけど、Trioのアンプと比べるのもヘンですが、さらにグレードを上げたようなとても品のある音になっていて、初めて聴いた時は目からウロコでした。
箱の天板がそのままヒートシンクになっていて、ものすごく熱くなるんですけど、その設計がそもそもどうなのか、その熱が原因で、結局中の部品もすぐに劣化して調子悪くなるといった現象が見られるようです。
ボクのA1がまさにそれ。。。
いずれにしても、まさかの状況になってしまい、仕方なくレコードプレーヤーはYAMAHAのアンプに繋いでありますが、これじゃ何も解決してないんだよね。
どうするの!?って、原因がまったくわからないので、対処のしようもなく、ただどうしようかと考えているだけです。
といって、またYAMAHAのアンプに戻すのは相当気持ちの中で妥協しなくてはいけないので、ちょっとそれだけは。。。
いずれにしても、古い機材ばかりなので一度メンテナンスしないといけないのかなと思いました。
CDデッキだって、相変わらずトレイの開閉は調子悪いし・・・
せっかく快適なオーディオライフになると思っていたのに、いきなりこんなことになるとは。
アンプを根本的に考え直さないといけないかも知れない・・・