♪『シェ~エ・・・リィ~~、シェリベイビ~イ、シェリ~』♪
九重祐三子さんがパラキン(ダニー飯田とパラダイス・キング)で歌ってましたね~
1963年だそうです・・・
すると、キッチリ50年前だ!!
なんだ、ボクは50年前の歌をオン・タイムで知ってるぞ!
まあ、そんなことはいいとして(笑)
その『シェリー(Sherry)』をヒットさせた本家がThe Four Seasonsというグループでした。
ボーカルのフランキー・バリがファルセットで歌った曲なんですけど、フランキー・バリと言えばファルセット、The Four Seasonsほぼ全曲に渡ってファルセットが使われています。
『シェリー』がヒットしたのはボクも子供ながら現役で知っていますけど、The Four Seasonsを聴くようになったのは、兄の影響です。
フランキー・バリはブルー・アイズ・ソウルと言われる、そのハシリみたいな人ですね。
中学時代、兄のLPを勝手に聴いていた頃から、ボクはThe Four Seasonsの大ファンになっておりまして、当時一世を風靡した、ヒットメーカーだったと思います。
ヒット曲は数知れず、ゴールデンアルバムも30曲入りのCD持ってますが、これすべてヒット曲。。。
で、何が言いたいのかと言いますと
The Four Seasonsに途中加入したベーシスト、『Joe Long』、この人がいい!
でも、ジョー・ロングが途中加入したことも知らなかったですし、ほとんど情報を持ってなかったのでいつ頃なのかもわかりませんが、かなり初期であったのは確かです。
それでも、ごく初期の曲とはベースが明らかに違うと若い頃から気付いていました。
どんなベースかと言えば、いわゆるモータウン系のベースですね、あの御大ジェームス・ジェマーソンのようなフレーズを弾くのですが、それがまた上手くてカッコいい。
youtubeにThe Four Seasonsはたくさんアップされていますが、Joe Longの演奏スタイルがアップされているものは、あまりありません。
冒頭の映像もそうですが、例えば1965年のLet's Hang Onなども比較的綺麗な映像として残っています。
そうなんです、レフティーです。
ベースを極端にズラして弾くスタイルはいつもの通り。
ピッキングは、ほとんどウッドベースに近い。。。
しかも、映像のように、いつもニコニコ顔で、何気なくものすごいフレーズを弾くと。。。(笑)
この映像は、クチパクですが、冒頭のライブ映像(画像が悪い!)でもそうやって弾いていますので、こうやってフツ~に弾けるんでしょうね。
この人は、いろいろなソリッドベースで弾いているようですが、このLet's Hang Onで使っているベース、カッコいいですね。
時代もあるんでしょうけど、こんな楽器でもお構いなしにあのフレーズを弾く、ということに、今思えばすごくワクワクするんですけど、ナゼでしょうか(笑)
ベースをベースらしく弾いていますよね。
今にしてみれば少し調子の悪いベース?で、今にしてみれば鳴りそうもない弦を使わないと、あの雰囲気は出ないかも知れないな~
今のベースって、めちゃくちゃクリアに鳴るし、サスティンも長いし・・・
楽器じゃない、って思ってたけど、その時代の楽器にしか出せない味もある。
追記
youtubeは基本的にブログで使わないことにしていますので、リンク先だけ残して一定期間後に削除いたします。