先日、ライブでお借りしたベースアンプの音がヒドかった、と記事にしましたが、その時Sugi Bassのトーン調整によっては、ローポジションからバズが出ていて、『ん?』と思ったことがありました。
ライブも終わって、連休中、部屋でSugi Bassをカラ拭きしている時にそのことが気になって、弾いてみたのですが。。。
やっぱり、バズはまったく出ていないジャン!
ネックも真っ直ぐだし・・・
BASS CUBに繋ぐまでもなく、生音でバズが出ていないので何も問題ないはず。
そうすると、ライブでのバズはアンプのせいなのか!?と思いましたが、もう一つ思い当たる点が・・・
たぶん、ピッキングです。
会場のベースアンプは、クリアな音にすると音が割れているのがすぐわかってしまうので、低域を持ち上げて、少しモコモコの音にしないと誤魔化せなかったのですが、悪いことに低域を上げると今度はスピーカーのキャパを超えてしまうので、低域も出せない。。。
Sugi Bassの出力を下げてベースアンプのボリュームで持ち上げようとしましたが。元々スピーカーが飛んでいるようなので、それもダメ。
その逆にSugi BassのボリュームをMAXにすれば、ベースアンプはどんな音量でも音が割れているということで、もはや手に負えない状況
その状態でも、ともかく弾くしかないわけですけど、最初のうちは大きな音を出したくなくて、ベースアンプの音を抑え気味にして弾いていました。
でも音が小さいので、ステージ上の音バランスを確保するために、たぶん無意識のうちに強くピッキングしていたんですね。
結果的にはこれも音を歪ませることを助長していたわけですが・・・
バズの原因はむしろそっちでしょう。
そのことはライブ途中で気付いて、休憩後の第2部ではベースアンプの音量を上げることにして、いつものピッキングを維持しようと心がけました。
音については、もう開き直りです(笑)
というように、借り物アンプって結局音の保証がないので、もしこんなベースアンプに当たってしまったら、音だけではなく、ピッキングも狂ってしまうし、気持ちが演奏に集中できないですよね!!
Sugi Bassは弦高を下げていますので、極端に言えば荒っぽい弾き方は御法度であります。
いつもの弾き方で弾く限り、何の問題なく演奏できるのに、ちょっと環境が変わってしまうと、いつもらしさが出なくなります。
元々こんなことが原因でマイアンプを持ち込むようになったのだし、それが軽量化していったとしても、その基本路線は変わることがなかったのに、究極の軽量化(持ち込まない!(笑))にしてみると、あまりにリスクが大きいことが身を持ってわかったところ。
ちょっとナメてましたね~
時間とともに原点を忘れていたということになります。
持って行かない、って楽ではありますが・・・たまにしかないライブですので、よけいにライブ1本を大事にしたいわけです。
頑張ってアンプ持って行こうね!