とんぼちゃんバックバンドを思い出す | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

このところ、ブログの更新が怠りがちになってしまいました。
母のことが心に引っ掛っているせいか、いろいろなことが今まで以上に集中できなくて、落ち着かない日々ではありますが、でも、バタバタしながらも元気にすごしています。

昨日、バンドのF君と電話で話をしました。

彼とは大学時代からのお付き合いだったので、もう40年にもなります。
ボクは最近、音楽活動にも熱が入らなくて、実際ベース弾いているときは楽しいんだけど、以前のように積極的な行動はしなくなっていて、そのことをF君に話すと。。。

『昔のテープ聴くといいよ!』

と言われました。

当時は、『とんぼちゃん』のコンサートに、それこそ当時の『ラジカセ』を持ち込み、コッソリ録音していたファンの方もいらっしゃって、ボクもそれをカセットテープで何本かいただいております。

ボクも、忘れたころ当時のテープを引っ張り出して聴くことがありますが、そんな時思うのは、別な意味で『上手いな~』と。
F君も言っていましたが、その頃は何も感じなかったけど、メンバーみんな『いい音』出しているんです!

『○○なんか、ものすごく突っ込んで弾いているんだよな~』

これはボクのことです(笑)

21とか22とかの若造が何の音楽知識もなく、自分の感性だけを頼りに、所構わず『自分流』に弾いていたような気がします。。。
ビックリするようなフレーズだとか、思わぬところに一瞬のアピールもあったりして、当時は当時なりに、考えてもいたんだな~と・・・アタリマエカ~

古い『とんぼちゃん』のテープを聴くと、ドラム上手かったんだな~と、改めて思います。
当時ボクがバックバンドに在籍していた頃のドラマーは『キース戸部』という人物で、彼は『オレンジ・ペコ』解散後に仕事が無くて(笑)、仕方なく?とんぼちゃんバックバンドに加入した経緯があって、たぶんすでに上手いドラマーだったのに、当時はよくわからなかった・・・(汗)
その後、彼はアレキサンダー・ラグタイム・バンド(後のA.R.B)というロックバンドを作って、ボクもすでにとんぼちゃんのバックバンドを引退し別な活動の最中、とある音楽スタジオでキースとバッタリ。

彼は毛皮のコートをまとい、ファンの女の子を従えて『○○ちゃん、元気~!?』

通路でお互いの近況報告をして別れたのですが、キースとはソレッキリです(笑)

キースの最近のドラミングはまったく知りませんが、当時はどちらかと言うと、軽快なドラムを叩くタイプで、リムショットなんかは、見事に『ポーン』と抜ける、それは綺麗な音でした。
何度も繰り返してスミマセンが、当時のドラムがどうだった、というような評価をするほど気持ちに余裕がなかったんだと思います。
今聴くから、『スゲ~』と思うのであって、その頃はぜんぜんわかんなかったな~

キースも若かったし、ボクも若かったということがすべてかも知れませんね。

まあ、あの頃のように弾け!と言われても、もう弾けない部分はたくさんあるけど、演奏以外の部分でも当時のテープ聴くと、忘れかけていた当時の気持ちを思い出します。

けっこう気持ちが大事だから(笑)