電池交換の基本料金を時計屋さんに出してもらって、もしメーカーから他にも不都合な点が見つかった場合は再度見積り、という段取りになっていたんです。
予定されていた納期まで、まだ1週間くらいあったので、これはナニかあったな!
と、イヤ~な予感が過ったのでした(笑)
『先ほどメーカーから連絡がありまして、実は原因が電池ではなく、電圧低下による機能不全ということがわかったんです。何かしらの原因で時計内部の電圧が下がって、それで時計は電池切れと判断して機能しなくなったようです。』
『ということは、電池は切れていないんですね』
『そうなんです、電池容量はまだあるそうです。しかしこの場合、原因が時計内部にありますので、電池交換ではなく、分解修理ということになります。メーカーから費用見積もりも来ていまして、税込で10,395円ということになりましたが、いかがされますか?それから、納期も5週間ほどいただくことになりまして、7月の初旬ころになると思われます』
『そうですか・・・10,395円ですか~、で、これはアレですか? もし、このままキャンセルしてしまっても、当初の基本料金と言うか、最初の金額はかかってしまうんですよね・・・』
『いえ、今回の場合はメーカーからあらためて費用見積もりが来ましたので、お客様がキャンセルなさいましても、そのまま時計が戻って来るだけで、費用は掛かりません。』
『あの、10,395円というのは、どんな状態になって帰ってくるのですか?電池交換も含まれているんでしょうか・・・』
『はい、電池交換ももちろん含まれておりますし、すべてのチェックがされまして、防水のパッキンも交換されます、修理後の1年間の保証もつきますので、機能的には正常な状態になっていると思われます』
『10,395円・・・ん~』
ボクは、この事態をどう判断しようか迷っていました、

すでに腕時計は買ってしまっていることと、でも修理すれば元通りの状態になって、また使える、しかし出費はかさむ・・・
時計屋さんは、ここで即答されなくてもいいですよと言ってくれたのですが。。。
『じゃあ、修理お願いします!』
6年間もずっと使ってきた、お気に入りの腕時計でしたから、出来たら、また戻ってきて欲しいと思っていたわけで、その修理代と今回買った腕時計代を合わせても、まあ大した金額じゃない・・・(涙)、それで腕時計が2本になるなら、ここは修理しておこう!
予定金額を大幅に超えてしまいましたが、また元通りになって使えるのだったら、それもいいか~!