イヤモニでわかった | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

今回のBASS CUB+イヤモニで、音のコントロールがつかめたような気がしました。
ベースアンプの音だけではよくわからなかったのに、今度はダイレクトな音がモニターできて、根本的な部分で音の違いが正確にわかった気がしました。

ピックアップの選択や、トーンコントロールの可変位置、さらにはピッキングの位置に至るまで、音の変化がはっきり理解できたワン・クールでした。

今回、スタジオリハーサルの段階から音をはっきり確認することが出来たので、それまで曲によって大凡決めていたセッティングが、案外自分のイメージと合っていなかったヶ所もわかってきました。
今までと間逆な使い方で狙い通りの効果が出たりして、なんだか新しい発見がたくさんありました。
これはベースアンプからのスピーカー音だけではわからなかったことだな~と思います。
ピッキングの強さやピッキング位置もそうですね。
さらに音のミュート、実際には左手の押さえ方ですが、これも思っていた以上にミュートされていなかったことがイヤモニでわかって、音量のあるベースアンプで鳴らした場合とでは、体感上の聴こえ方が違うんですね。

今回のライブに向けて(これは修正になるのか?)、いろいろな部分でイヤモニやPAの返りを基に手直ししました。

実際にPAやモニターからは、その効果が表れていたと感じられて、これまでになかった音が出ていたんじゃないかと思っています。
自分の役割としても、少し貢献できたかなと思ったくらいでした。

ただし、本当にそうだったかはわかりません(汗)

それよりも、演奏技術やコントロール技術として、今になってわかったことがいくつもあったので、それが嬉しくて演奏していたような気がします。

これらはすべて『イヤモニ』のおかげ(笑)

トーンコントロールノブでは、狙った目盛り位置がわかってきましたね。

音質の変化と共に、各弦のバランスが関連しているので、トーンコントロールをどの位置にしても、各弦による出力バランスが同じではないのですが、曲によって使いたい音質と強調したい弦のバランスがとれる位置がつかめてきました。
何時間もリハーサルをしていると、だんだんそのコツがわかってきて、今までのように根拠のない『こんなもんだろ・・・』という、結構イイカゲンなトーンセッティングが、かなり狙い通りになっています。
そこへピックアップの選択も加わるので、ボクとしては新しいコントロールイメージが楽しくて、ちょっとワクワクしていました。

ピッキング位置も、自分で考えていた効果と間逆なことが、イヤモニしているとわかったりして、それじゃ今まで効果なかったんだな~と。
でも、わかっただけ良かったと思います。

ピッキング位置は、弾く場所によって基本的に弦の振動幅が違うわけですから、音質の変化として考えるだけではなく、歯切れや押し出しの面でも、自分の持っているイメージが変わりましたね。
ちょっと意外だったのが、リアピックアップ付近でピッキングするのは、思っていたほど良くはなかった(笑)
綺麗に鳴るんですが、サスティーン系統で使う場合はともかく、歌もののバッキングとしてリズムっぽく鳴らす場合、どうしても腰が砕けてしまって、あまり向いてない気がします。
ボクはこれまでリアピックアップ付近で弾くことを先ず基本にして、あとは状況に応じて位置を変えていたんですけど、今回そのあたりの感覚を一旦リセットして、すべてを状況に応じたピッキング位置でスタートすることにしました。

ネック付近で歯切れのいい音、結構出ますね~

さて、イヤモニしてPA出力にしたことで、いろいろ目の前が開けてきた感じなんですが、それがすべて正しい!と言い切れるものかどうかは、何とも言えません。
たまたま、そんな使い方をしているから、それに応じた対応をしているだけであって、同じことがアコベ使った時にも言えるのかというと、ちょっと違うのかとも思います。

と言うか、アコベ使うのに、イヤモニしたくないですよね(笑)

あくまでもBASS CUBのスピーカーから出てくる音で判断したい、という気持ちもあって、まあよくわからないところです。

ですが、Sugi Bassでの新しい発見は、ベースアンプ使う時でもフィードバックされて、その効果は期待できるわけですから、やって損はなかったな~と信じたい!