TAKE☆1オープンマイク大忘年会!
先週の日曜日にTAKE☆1でニューパーシモンズのライブがあって、ライブとしては今年の締めくくりとなったわけなんですが、1週間後に今度は会場をTAKE☆1お向かいの羽生市民プラザへ移しての『オープンマイク大忘年会!』に参加です。
ここの多目的室№3は収容人数約100名の大きな箱で、実は数年前に初めて羽生でライブを行ったときも、この箱でした。
この広い何もない箱にPA機材やドラムス他のステージ機材も搬入し、午後3時から8時までの5時間に亘るオープンマイク大忘年会の始まりです。
ボクはこれまで『オープンマイク』というものを経験したことがなく、どんな様子になるのか、どうしたらいいのかまったくわかりませんでした。
一応ボクたちも6時ごろに2~3曲演奏するらしい・・・
しかし、ホストバンドは最後でしょ!!という参加者の圧倒的な意見により、どうやら『トリ』になりそうでもあり、6時ごろかも知れないと。。。ナニソレ!
演奏曲もどれにするか、一応の候補を3曲ほど決めましたが、それも状況によってどうなるかわからない・・・
なにしろ、基本『大忘年会』ですから(笑)
ボクとバイオリンのH教授は3時から飲んで(教授は呑んで)喰って、ライブを聴いて、しかし超ヒマな時間を過ごしていたのでした。
いったい何組の方が出演されたのか・・・もうわかりません。
ただ、以前から思っていたことは、TAKE☆1関係の方たちの演奏はものすごくレベルが高いということです。
どうして、こんなにスゴイ方々がTAKE☆1に集まってくるのか、それはほんとに不思議な現象だと思います。
恐るべし羽生です(笑)いえ、笑ってられません・・・
で、ですね、そのオープンマイクなんですが、次から次へどんどん出てくるんです、それが延々と続いています。
後で聞いた話では、1組20分の枠があったそうですが、その20分というのが交代セッティングも含めて20分なのか、演目で20分なのかはっきりしないけど、しかし演目で最低20分はどの方々もキッチリ確保する!という強気な姿勢で進んでいましたので、この調子では一体いつになったらオープンマイクが終了するのか、と言うか時間までに終わるのかそれも予測不可能になってきました。
柿沼氏が予定していた(らしい)6時の出演順番は7時になっても廻ってこない・・・
こりゃやっぱり『トリ』だねと、ホストバンドは最終組と決定したものの、今度は会場の制限時間に間に合うのか!?という不確定な状況になってきました。
10時には、会場を撤収し建物の外に出ていなければいけないという規則があって、それで撤収までの時間を2時間とみて、8時終了としていたのでした。
『最悪8時半まで演奏大丈夫だよ!』と、撤収時間を切り詰めてみたものの、すでに大幅に時間が押しており、8時半など到底終わらない状況になっています。
『あと何組あるんですか?』
との問いに柿沼さんは指を折って数えながら、『あと3組あるよ』と、もうすでにこのとき8時半を過ぎています(笑)
このまま行けば終了は9時どころか、9時半も怪しい。。。
ニューパーシモンズの演奏はもはや出来るかどうかわからなくなってきました。それやってると、撤収が間に合わなくなります。
そこで、スタッフ一同、場内の出店や椅子等々、ステージでは演奏が続いているにも係わらず、回りから撤収開始!
とにかく終了したと同時に、会場内の全員で撤収作業に当たることをお願いする、ということで、どんどん片付けていきます。
ホストバンドで最後に演奏ということは、もはや無理であるとボクもH教授も思っていましたが、何もしないで帰るのは参加者が納得しない、と嬉しいお言葉までいただきまして、急遽ついに1曲だけ演奏することになりました。
時間はすでに9時半、最後の演奏者が終了すると同時に、ボクらはステージに行き、とにかくスグに演奏しました。
ボクは備え付けのベースアンプのスイッチを入れ、テキト~に全部のツマミを回して、音の確認もせず、いきなりカウントから演奏開始。
柿沼さんのアコギはまだPAに音が通ってません(笑)
アコギの音が聞こえたのは、間奏あたりから(爆)
余談ですが、これって、ビートルズの来日で前座を務めたドリフターズの様子を思い出しちゃって・・・こんな感じだったんだろうな~って。
こんなことしたの初めてです!!でも最高!
ベースの音がやたらデカくなっていましたが、そんなことはまあいいかと(笑)
でも、こういうときって、案外いい演奏になるんですよね。
たった1曲を演奏し、終了するやいなや、全員で撤収開始。
時間は9時35分。。。
しかし、ここで人数がモノを言い、なんとなんと15分で撤収完了。
PA機材からドラムセット、椅子にテーブル、事前にある程度撤収していたものの、見事に10分前に全員建物から出ることができました。
なんだ、もう1曲出来たね!・・・って(汗)
帰りの車中、H教授曰く
今日はアマチュア魂をみましたと。。。
これだけ大幅に時間が押していたにも係わらず、出演者は自分の予定した曲は絶対にヤル、来た以上は何が何でも歌う!という根性、いいです(笑)